気ままな帽子

手作りの色々と日々の暮らし。ときどき帽子も作ります。

かるたとり

2015-01-14 22:23:53 | 身の回り

今日の空


お正月になるとTVなどで百人一首のかるた会が話題にのぼる。
カルタを並べ向かい合って、読まれたとたんに札を飛ばす・・のは
一般に源平合戦と呼ばれている(私の知識の範囲の話です


読み札(絵がある方)は上の句下の句全て書いてあるが、取り札の方は
下の句だけが文字で書かれている。
両方で200枚の札で箱に入ってワンセット。

源平合戦では読み手は絵札を持って100首全て読み上げるが、
取り手の前にはそれぞれ25枚づつで50枚の文字札が並べられて、
残りの使われていない50枚は空札となる。

読み手は上の句から読むので、下の句をみつけてとるというのが基本。
読み手が下の句まで読んだところでとれば何も覚える必要もないが、
速くとりたい、勝ちたいとか思えば、百首全部覚える他はない。
欲をいえば、下の句から上の句を思い出せたら、もっといい。

上手な人は読み手の第一句(第一声)を聞くやいなや手がでるが、
一枚一枚に「決まり字」があるので、それをじっと聞いている。

「むすめふさほせ」は句の一文字目が決まり字で、他にその文字から始まる句はないが、
ところが「あ」から始まる句はたくさんあるので、「あ」と聞いただけではどの札をとったらいいかわからない。
「きみがため」も2枚あるので「きみがため は」「きみがため お」
と「は」と「お」を聞くまではとることはできない。
とそれぞれの決まり字を覚えることも必要になってくる。

がしかし、決まっているはずの決まり字が試合が進んでいくうちに、
すでにとられた、あるいは空札のなかにある、などで目の前に札がなくなっていくうちに、
変化してくるのだ。
「きみがため は」がすでに出ていれば、その時点で「きみ」が決まり字になる。

相手の方にある札をとれたら、自分の一枚を相手に差し上げる。
そして、自分の前にあった25枚がはやく無くなった方が勝ち、というゲーム。

記憶力と適応力と俊敏性と体力と・・・いろいろな能力が必要なかるたとりは
できれば(can)ほんとに面白いスポーツ!だと思う。

危なっかしいが、100首をなんとか言える、という私のレベルでは、
楽しむまでにはならないし、上達しようとおもえば、
なにより自分と同レベルの相手の存在が欠かせないが、周りにはいない。
(ずっと昔、サークルに入れてもらったが、みなさん、強すぎて・・・すぐ挫折

お正月のたびにカルタやりたいな~と思うけれど、実現はしないし、
年々、記憶力その他は低下するばかりなり・・・(泣)






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