昨夜遅くのニュース番組で、ディズ○ーランドの防災危機管理の話をやっていた。
3月の震災の時にどういう対応をしたか、という話。
一般の来園者(ゲスト)が撮った地震時のビデオなどから、
ほとんどがアルバイトという従業員(キャスト)が全く慌てずにゲストを誘導していたことがうかがえた。
その落ち着いた態度は震度6強を想定して年間に180回!も防災訓練をしていた結果だったということを知って驚いた。
それぞれのキャストがすべてゲストのためという信念で園内のあらゆる物、たとえば、防災ずきんの代わりに売り物のぬいぐるみを頭にかぶらせたり、お菓子やキャンディ、商品を入れるビニール袋やゴミ袋までを提供し、雨や寒さを防ぐために使ってもらったという。
電車が動かず、仕方なく園内で一夜を過ごした人達には、アルファ米の暖かいご飯も出されたという。
そしてここには5万人が3~4日過ごせるだけの備蓄があるというのだ!
大勢の人が集まる場所での、大地震。
パニックにもならず、整然と人を誘導し、人々に不安感を与えない、どこまでも考え抜かれたこのおとぎの国のすばらしさにただただ感動してしまった。
・・・願わくば、こういう本当の安心感を、もっと上の、国のトップの人が、国民全体に与えてはくれないものか、と思う。(それが仕事じゃないの???)
今はいろいろなことで、みんなが不安感を抱えた状態の時だから、なおさらね。
・・・・と、今日はちょっと(控えめに?)グチりましたっ