先日アロマに来て下ったあるお客様。
電話を頂いた時から、お見えになって、お帰りになるまで、「すいません、すいません、突然来てすいません・・・・・・。」の連発でした。
せっかく時間とお金をかけて、癒し体験されるのに、心の中が「すいません」で溢れていたら、もったいないなぁ~と思います。
そして私としては、ぜんぜん迷惑どころか、来てくださったことがうれしいのですが。
世の中には、あらかじめ予定をきっちりと定めて行うことと、突然その時の気まぐれでふらっと行うことと、二通りあると思います。
アロマのようなサービス業の場合、間違いなく、後者だと思っています。私自身も、「今、行きたい」と思ったら、どうしても「今」なので。
美容院に行きたい気分の日、レストランに行きたい気分の日、温泉に行きたい気分の日などなどetc
そういうのは理由もなくあるとき突然沸き起こるものだと思います。
「今」の気分は、おそらく自分の無意識からの催促ではないでしょうかね。
「わたし、そろそろ体を休めたほうがいいよ。このままだとヤバイよ。」みたいな。
それに素直に行動するっていうのは大切だと思います。
それよりもずーっと前にご予約されて、その日になってみると、あまり気分が乗らないとか、忙しいのに予約しとったから仕方なく来たわ、というような感じのほうが、お互いに辛かったりもします。
たま~に、それこそ突然、お見えになるあるお客様は、ハードなお仕事が続いた後、
心身の限界に達した時に来られ、トリートメント後は、そのまま必ずアロマ台の上で爆睡され、すっきり目覚めて、お茶のんで、すっと去るみたいな・・・。
「ああ、この方、時間とお金の使い方、うまいなぁ~。」と感心させられます。
だから突然でいいがです。
そういうリクエストにできるだけお応えするのが私の仕事だと思っています。
始まりはたとえ突然でも、いったん仕事となると、スイッチ入って、精一杯のサービスをするのにも徐々に慣れてきました。
予定が入っているときは、「ごめんなさいね」ってなりますが。
気まぐれな私と、気まぐれなお客様。それでいい。
「行く」と決めて、予約成立したその瞬間から、堂々とわがままに、ご自分を楽しんで120%満喫していただけたら幸いです。
ただ約束したお時間だけは守っていただけるとありがたいデス
Byふなかわ
という私もよく「ごめん、ごめん」とか「ごめんね」とか謝っていることがあるのです。
でもある時気がつきました。「すみません」や「ごめんね」を「ありがとう」にすると、なんだかこちらも相手も嬉しい気持ちになるのです。
「ありがとう」にはすごい良いエネルギーがあるってご存じですか?
この話は、またいつか。
それではなさい。今日も一日ありがとうございました