プラナロム社 ビオ プラナ ベベ 40g 3360円
多くの方にご愛用いただいているこちらの商品の中身について、私流ですが、解説させていてただきます。
ご興味のある方はお読みください。
間違っていたらご指摘ください!!
BIOとは・・・ フランスのオーガニック化粧品として認証された証し。製品の95%以上が自然のもので、合成香料などを含まない。
ECO CERTとは・・・ フランスに本部をおくオーガニック認証団体で、世界的なオーガニックの基準になっているといわれている。
含有している精油のプロフィール
【イヌラ】 フランス産のキク科の花と茎葉から抽出された精油
酢酸ボルニルという珍しい成分を含み、他の精油では代用できない何か・・・がある。
「香りがいいから」みたいな理由では使わない。(たぶん)
5ml 15540円と、カモミールなどよりも高価なんです!!
代表的な作用としては、不整脈の調整、心拍の調整があげられます。
また喘息にもよく用いられます。痙攣のような激しい咳が続くときに効果があるそうです。
鼻、喉、耳など呼吸器全般、その他にも各種感染症にOK
【マジョラム】 シソ科のハーブの一種
副交感神経の調整作用があるため、いろんな病(やまい)全般に使えます!!
(昨年の佐藤先生のセミナーで取り上げられました)
不眠、ドキドキ(頻拍?)、神経的な咳や腹痛、甲状腺機能の調整・・・。
抗菌、抗ウイルス作用も高いので、普通に感染症予防にも有効ですが、
更に神経的な鎮静効果もあるというスグレモノです。
神経痛、リウマチ、けんしょう炎などの鎮痛作用もあります。
【バルサムモミ】 カナダの針葉樹、モミの葉っぱから抽出
森林浴をした時のようなさわやかな香り。
リンパの流れを良くし、身体の滞りを解消して、スッキリ元気づけてくれる。
コーチゾン様作用という作用は、体内から副腎皮質ホルモンが分泌されるのに似た作用で、
それゆえアレルギー疾患やリウマチ、喘息、気管支炎などに良い。
咳止めによい成分も含まれている。
【ブラックスプルース】 こちらもカナダのマツ科の針葉樹の葉っぱから抽出
成分、効果ともにバルサムモミとよく似ている。
酢酸ホルニルも含み、イヌラ同様、不整脈などを調整してくれる働きがある。
(精油をブレンドする際、よく似たような精油でも、微量成分の違いやその植物固有の作用や香りを期待して、2種類程度ピックアップすることが多いです。)
精油以外のおもな成分
【カモミールローマンウォーター】
気分的にも、身体的にも、鎮静効果のあるハーブ。赤ちゃんに初めて使いたいハーブウォーターのひとつです。
あせも、ただれ、痒み、乳児湿疹、などにオススメ。
寝つきがよくないときにも・・・。
【バニラエキス】
マダガスカル産のバニラエキス
バニラの香りは、赤ちゃんの健やかな成長促進と、眠りを誘うといわれています。
【アプリコットオイル】
リセッツでもよく使っているアンズの仁からとれる植物油です。
お肌をしなやかに、ベビーマッサージに最適なオイルのひとつです。
これらが、ブレンドされたスーッとする中にも甘さのある赤ちゃん用のジェルです。
ジェルでもない、クリームでもない、ちょっと固めの乳液という質感になっています。
(予想以上にゆるくて、たくさん出すぎることがあります!!)
液体に近いものだと思って、出されると、ちょうどいいと思います。
この商品の最大のコンセプトは、『赤ちゃんの呼吸を助ける』ということです。
喉のゼイゼイや、お鼻ズルズル・・・もちろんそちらのためにも良いのですが、
もっと深い意味での、『呼吸』 → 心臓や肺の安定的な動きを助けるためのマッサージを可能にする商品です。
赤ちゃんが息をするのを忘れないように・・・
寝ている間に不意に停止しないように・・・
その上、穏やかな眠りも誘ってくれます
「汗疹によく効く」と、ご好評につき、夏場にリピートされるママさんが多いですが、まあ、本来、汗疹ケアのクリームではなくて、このようなコンセプトがあるというわけでした。
確かに、コーチゾン様作用というのは、天然の安全なステロイド軟膏を塗るようなものです。
また「アロマ版、某ヴィッ〇ス べ〇ラッ〇のような・・・」とも、よくいわれていますが、
そのように目的が絞られた医薬品よりも、もっと広い意味でメンタル部分にも作用するのが、精油やハーブ、オイルの実力です。
そして、これは、赤ちゃんだけのものではありません!!
幼児でも、成人でも、もちろん使っていいです。ぜひ家族みんなで使いましょう。
おぢいさんが愛用してくださっているご家庭もあります。
不眠症の方、心臓ドキドキが止まらない時、喘息や咳、アレルギー体質、痒み、単に化粧下地クリームとしても・・・etc
昨年末、私も咳が続いたので、サイプレスの精油などと交互に使っていました。
精油を高濃度で使うと、やはりどうしても香りがスゴイですが、
こちらは、外出先でもサッと塗りやすいですし、香りもやさしいので、周りにも迷惑になりません。
実は以前、NARDのアロマ・トレーナーの先生から 『ベビーマッサージをする時は、ベベ(この商品)を塗ればそれだけでいいのよ』って、言われ、
ちょっと違うんじゃないか・・・と内心、思っていました。(恐れ多くて口には出せませんでしたが)
私は、植物オイル重視派なので、こんなアロマの商品でマッサージなんて・・・趣旨が違うし・・・
でも、最近、気づきました。
もちろん植物オイルの恵みは計り知れません。
しかしマッサージを行う大きな目的は、赤ちゃんの呼吸安定、眠り、成長です。
それらを、この商品が実現できるなら、コレさえあればママさんたちにも安心で便利なら、
無理にオイルにこだわることは無い・・・。
という気もします。
さすが、トレーナーの先生は、全てお見通し・・・ということを、数年を経て、ようやく気づく私
だから、先生、先輩の話は、素直に聞くべきですね。
自分のこだわりなんて、たいしたものではありません。
もちろん二者択一ではなくて、両方すれば一番いいと思います
なかなか家ではオイルマッサージできなくて。。。。。。という方は、せめて、これだけでも習慣にされてはいかがでしょうか。
塗るのに一分もかかりませんし、寝てからだっていいんですよ。
お子様が一生、使い続けなければならない『呼吸器』を、確かなものにしてあげるために・・・。
Pranarom(プラナロム)の「プラナ」は、ヨーガでいう「気」「生命力」を意味しています。
また最近の新しい流線型の「P」のロゴには、フィロソフィ=哲学、信条などの言葉を象徴しているそうです。
アロマティック・ホリスティック・フィロソフィ (ホリスティックな芳香哲学)という同社のポリシーが端的に表現されてるい商品の一つだと思います。
赤ちゃんが生きていくこと、そのものを祝福し応援してくれるようなこの商品を、私は、知り合いの出産祝いに必ず加えています
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