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インフルエンザA型 レポート1

2013年02月16日 | オ-ナ-日記

三連休が終った11日の真夜中、突然、尋常じゃない頭痛と寒気がして、『入った』と感じました。
インフルエンザが。

それまで全く普通の生活(というか無防備な生活)をしておりました。
流行っていることはわかっていたので、オレガノカプセルを飲み、帰宅したら鼻の中を洗浄したり、重曹+アロマ入浴は続けておりましたが、マスクや除菌にはそれほど気を遣っておりませんでした。

もし普通の風邪だとすれば、私の場合、「くしゃみ」からスタートし、次に「喉の右側がイガイガ」、そのうち「左へ移動しながら痛み」に変わり、「頭痛」などは最後に来ます。
47年も生きてきて、自分の身体は自分が一番よくわかる。
どの段階で、何をしたらいいかというのも、大体マニュアル化したので、昨年は、うまく乗り切れていました。

でもこの深夜の突然の襲来は、想定外だったので、インフルエンザだなと確信しました。

なったものは仕方がない。

さてどうする?

これが正しい方法なのか、どなたかの参考になるかは別として、とりあえず記録を残そうと思います。

 発熱させたいための入浴
早期に高熱が出て、菌を殺し、スカッと治癒すればいいなあと思いました。

夜の入浴は終えていたのですが、もう一度、熱いお湯に入り直しました。もちろん重曹は増量
自宅に持ち合わせていたアロマグッズには、限りがあったので、今、あるものの中で何とかしよう。
免疫アップアロマの時に作成したブレンドがあったのは、最大の救いでした
ラヴィンツァラやローレルなど数種類の精油の原液ですから
これを小鉢の中でバスオイルと混ぜ、まず胸や肩に塗ってからお湯に浸かる
高濃度局所塗布と、アロマバスの二段活用です。

それから、ハーブウォーターの空き瓶に重曹と水を入れ、それを鼻と喉にスプレーして、患部のアルカリ化を試みました。
しょっぱいので、鼻の下がヒリヒリしますが、そんなことぐらい我慢します。

本で読んだ知識ですが、インフルのひきがけに、クラッカーを粉々にし、そこへ重曹をまぶして、喉にこすりつけるようにして
飲み込むといいというのを試してみたかったけど、クラッカー的な食べ物がうちになかったので、断念。
後から思えば、パン粉でも良かったかな?
(あ、もちろんリセッツに売っているような食品認可された天然重曹でなければなりません)
これは、試すことができなくて残念でした。

重曹は、アルカリ性なので、ウイルスと触させれば、ウイルスが生きられなくなる可能性は高いそうです。


 熱々のひまし油湿布
先にひまし油をして、入浴という順序のほうがよかったのかなあ?
でも深く考えられるほど、頭が動きません。
入浴中にヒーターを加熱して準備したあったので、湯上りからすぐにひまし油湿布を当て、布団にもぐりこみました。

この時点で水分を摂ることを忘れていました。
オレガノも・・・

 気づくと夜が白み始めており、5時間ぐらいはひまし油を当てたまま、爆睡していたことになります。
キンキンの頭痛はしますが、熱は出てないのか、知らないうちに出て下がったのか。。。
でも身体の節々が痛くて、何もする気になれません。
ひまし油を外して、寒いのでまたヒーターだけを腰に当て、二度寝に突入。
家族の朝食も弁当もスルー 「ごめんね。ダメだわ。いってらっしゃい。」

今日、レッスン予約の方には、昨夜「では明日!!」みたいなメールを送ったというのに、朝になって「やっぱインフルになったのでお休みさせて下さい」と再送信  なんてこった~。

それよりももっと心配されるのは、昨日、延々三時間半も個人レッスンをしていた方です
発病直前の私から感染させている可能性はとっても高い。

結果的にその方は、私から一日遅れで、同じ型のインフルエンザに罹られました。
心よりお詫びとお見舞いを申し上げます

 病院で検査と診断
どんな病気でも、きちんとした検査は絶対に必要だと思うので、早く病院へ行かなければと思うのですが、身体が動きません。
この時点で、トイレに立つのもおっくうでした。
運転できるか? タクシー呼ぶ? 色々考えつつも、眠り続けていたみたいで、11時を回っていました。
気合いを入れて、運転し、午前の受付ギリギリの時間に滑り込みました。

熱を測ると、36.6℃しかありませんでした。 

医師に様子を伝えると、「それだけ全身症状が出ているのであれば、インフルエンザで間違いないですね。高熱だけが判断基準ではありませんから。でも検査をしてみましょう。」といわれ、鼻の奥の粘膜をこすりとって、検査されました。

結果は、インフルエンザA型  しかも、強烈な!? 
「みてみて!! 試験紙がピンクか赤になれば陽性だけど、あなたは、真っ赤こえて紫じゃないか。すごいなあ。」とウケる医師
「ま、タイミングもちょうど12時間経過ぐらいで、ベストだったしね。」と。。。

カルテにはデカデカとflu Aと書きこまれました。

その後、丁寧な診察や、今後の治療方針、注意点などを指導していただきました。
「薬だしとくから、様子見て」で終わらないこの医師、私はとても尊敬しています。
ただ、最近は、セルフケアだけでたいていの用が足り、あまりお世話になる機会がなかったので、二年ぶりぐらいでした。

病気はいやだけど、ここの医院の常連になりたいなあと思います

さて、私の治療は、まず即座に、リレンザを吸入し、その後、2時間おきに漢方の麻黄湯を3回飲用。
翌日からは、別の漢方に切り替えて、3日間服用。
仕事は5日ぐらいは休み、家族以外の人と極力接触しないこと。
家の中でこそ、マスクは必要。
手拭きタオルなども個々に分別すること。
家族に症状が出たら、すぐに治療を始めること。  などなど。


一度やってみたかったリレンザ

過去、最後にインフルエンザになったのは確か6~7年前のこと。
その時は、タミフルや一般的な風邪薬的なものなど、たくさん処方されました。(別の病院で)
薬を飲むと、効いてる間だけは、嘘のように楽になりますが、真からの元気ではなく、麻酔?麻薬?が効いているみたいな、
どこかフワフワした感覚になったのを覚えております。
タミフルによる異常行動も報道されていた時期だったので、これって怖いなあと思ったものです。

リレンザは、専用容器に入った粉末を吸い込むのですが、一度っきりの投与でいいみたいです。
医院のお隣の薬局に行くと、薬剤師さんが説明して下さり、「ここで今、やっていってね」と、様子を見届けて下さいました。

一時間ほどすると、頭と身体の痛みや重さは、1/2程度に落ちました。
それでも、やはり帰宅すると、どっと疲れ、また布団に戻りました。

説明によると、リレンザの使用で、菌が死滅するわけではなく、増殖をペースダウンさせるだけだから、治ったと勘違いしないように・・・
当分は、休息するようにとのことでした。
しかし、治癒までの期間が約1日短縮されるそうです。
多くの人は、これで楽になるはずだが、中にはあまり効かない人もいるので、漢方も併用されました。
麻黄湯は、漢方の抗インフルエンザ治療薬で、同時に免疫賦活作用あるといいます。
アロマも同じですね。

 その後の経過
今、アロマと漢方を併用すべきかどうかちょっと判断はつきませんでした。
拮抗作用を調べたり、人に聞いたりするという気力もありませんでしたし・・・。
(これは今後の大きな課題になりました。)
でもせっかく医師に治療方針を立てていただいたので、アロマは、補佐的な使い方でいいのかなと思いました。
もし、抗生物質や解熱剤をたっぷり処方されるような病院だったら、間違いなくアロマに切り換えて、自己ケアに走ったと思いますけど。

それで、時々ハーブウォーターをスプレーしたり、またに喉元に精油をチョンとぬったりという穏やかな使い方に留めました。
でも室内の除菌にアロマスプレーは、大活躍していました

翌日からは、頭の痛みも徐々に和らぎ、本を読んだり、パソコンが出来るまでにクリアになってきました。
とうとう高熱は出ませんでした。
理由はわかりません。あるいは、自分でも知らないうちに、上がって下がったのかな?
初期の温浴とひまし油、これが良かったのかNGだったのかも、よくわかりません。

しかし、このことから、「熱がないから、インフルではない」と自己判断して、普通の生活を続けていると、多くの方に迷惑をかける可能性があると感じました。
また、薬で楽になったからと、早々に職場や学校に行くのも、ちょっと罪つくりな気がします。

目に見えない恐怖、人類最後の敵 ウイルスによって、多くの心理的、肉体的、経済的ダメージが発生することを、ひしひしと実感しました。
発症を自覚する前に、人に拡散してしまったこと。
5日間、仕事を中止したことによる経済的損失。信用損失。
治療費用の負担。

やはり行きつくところは、普段からの健康管理、衛生管理ですね
アロマでプレケアできそうなアイデアもたくさん思い浮かびました そういう意味では、人の痛みを理解するためにも、たまに病気にかかって、有意義だっかも知れません。
アロマケアは、まだまだ治療の主役にはなれず、ただ、すばらしい脇役としての底力はあると感じています。

昨年のナードセミナーで、ドミニック・ボドゥー博士が、「僕はラヴィンツァラの精油をテーブルソルトのようにいつも食卓に乗せているんだよ」と仰ったことの重みがわかりました。
手の届くところになければ、何の意味もありません。

最近は、私物も含め多くのアロマグッズを、リセッツのレッスンルームに置いたままなので、発病してから、取りに行くことはできませんでした。
昨日までと変わらない日常が、明日も約束されているとは限らないのだと思いました。

自分の行動と知識を大幅に見直すことにします。

明日から、仕事を再開致します。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

ふなかわ



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