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正確であるということ

2010年10月13日 | オ-ナ-日記
昨夜、ナード・アロマテラピー協会のセミナーや講習を終えて、戻ってきました。

アロマ好きにはたまらない、それはもう素晴らしい内容で、テンションしています。
でも、『情報』だけで、わかってるつもりにならないように、と、自分に言い聞かせています。
『実践』が伴わなければ、何の意味もありません。
自分の中にしっかりと定着させて、次は、自らの経験からくる生きた言葉で、人に伝えなければならないと思っています。

どの精油を選ぶか、なぜそれなのか、ブレンド比率は、どこにどう使う?・・・そういったことの一つ一つの地道な作業が、全て正確で安全に行えてこそ、プロフェッショナルといえるのです。私には、もっと多くの経験と知識が必要だと感じました。

急に増えた情報と、これからの仕事に対するアイデアや妄想?とで、頭の中がいっぱいいっぱいになる中、羽田に向かい、富山に向かう便に乗り込みました。

羽田空港では、2~3分おきに次々と飛行機が離着陸し、眺めているだけでもおもしろいです。
空飛ぶあんなに大きな物体が、何の狂いもなく、決まった時刻に決まった場所に降りてくる。
なんでそんなことができるんでしょう・・・?

そして私たち乗客から見えているところだけでも、すごくたくさんのプロフェッショナルたちが、きびきびと迅速に正確に美しく働いていらっしゃる。
人目につかない裏方にはもっとたくさんの方の努力があることは容易に想像できます。

離陸前、飛行機の客席の出入り口が閉じられると、チーフパーサーは、何度も何度もドアがきちんと閉じているかを手で触れ、目視し、確認されている。
きっと、ドアは、オートマチックに閉じられているに決まっているし、何の問題もないように見える。でも、確認作業を怠らない。

いよいよ飛行機が始動すると、直前まで整備や点検をされていらした整備士さんたちは、にこやかに、飛行機と乗客に向かって、見えなくなるまで手を振って見送られていました。
そんな方々の姿を拝見しているうちに、涙があふれてきました
きっと何年も何十年も、同じような仕事を繰り返されていらっしゃるはずなのに、今、この瞬間、完璧であることだけに専念される姿に。

整備に不備があれば、大事故につながりかねないだろう。
「ちょっとぐらいいいかっ」「うっかりしてた」っていうのが許されない世界なのですね。
彼らは、マニュアルにあるから手を振っているのではないく、本当に、この飛行機が安全に目的地まで着いてほしいと願っていらっしゃるのだというお気持ちが伝わってきました。

そんな多くの方のおかげで、私は、時間通りにセミナーに参加でき、無事に帰宅することができたのです。

どんな仕事にも、近道や裏道はないようだ。
私は私にできることをただ地道に、正確に美しく、そして愛をもって、継続したいと思うのでした。

ふなかわ









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