リセッツAROMA香房

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柑橘系の精油

2006年12月22日 | アロマ関連商品

今日、『レモンの精油』についてお客様と話題にのぼったので、久しぶりにアロマバスに使ってみようかなあと思い、レモン+サイプレスのお風呂に入りました。
お湯と精油を中和させる「アロマ・バスベース」(オイル)なるものがあるのですが、面倒になって、精油をそのまんま垂らして手でかき回して入りました。

最初は、「あ~~、いい香りや~」ってうっとり浸かっていました。
その後、身体を洗い、再び入ると、あちこちピリピリ
・・・久しぶりにやってしまいました。

精油は、水やお湯には溶けないので、いくらかき回しても少し時間がたてばまた表面に浮いてきます。そのお湯に入ると、原液に近いものが皮膚に接触することになります。

全ての精油に刺激があるわけではないです。
ラベンダーやティトゥリー、ローズウッド、ゼラニウムなどは、原液を肌に塗ってもいいほどなので、お風呂に数滴入れた程度では、めったに刺激やアレルギーは起きないのが普通です。(個人差があります。)

でも柑橘系は、そのピリピリくるような成分が含まれているので、上記のようないい加減な使い方はやめといたほうが無難です。
それを防ぐ方法として、入浴用の専用オイルも出ていますし、なければキャリアオイルで薄めるとか、牛乳を使うというのも聞いたことがあります。
塩と重曹プラス精油でも幾分和らぐと思います。

ぴりぴりきたときの対策としては、石鹸やお湯で洗うよりも、身体をタオルで拭いて、キャリアオイルを全身に塗るのが一番薄まる方法です。でもたいていはお風呂から上がれば、別にどってことなく、元に戻るので、必要以上に恐れることもないのですが・・・。
ただ皮膚の弱い方やお子さんなどは、もっと強く反応してしまうかも知れないので、注意する必要があると思います。

柑橘系の精油をお持ちの方は、芳香浴を楽しむとか、エアーフレッシュナーを作ったり、必ずキャリアオイルに希釈して肌につけるようにして下さい。ティッシュに一滴たらして、ポケットやバッグに持ち歩くというのも気分転換したいときの助けになります。

最初は恐々扱う精油も、慣れてくるとついアバウトに・・・。
で、たまにこうしてお灸が据えられるというわけです。
精油は、とても高濃度なものであることを忘れてはなりませぬ。
自然の恵みのひとしずくを大切に丁寧に、そして安全に正しく使わなくてはなりませんね。