妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年9月、56歳、アルツハイマー病と診断
2018年1月、胃瘻造設手術
2023年9月、体調悪化

デイ 初めての入浴

2019-11-08 12:45:35 | デイサービス

 デイでお風呂をお願いすることになった。


 服を脱がそうとすると、右腕が強く曲がって、肘を抜くのが難しいので、

 脱ぎやすいようにと、着古した伸びのいいタートルネックを着せて送り出した。


 15:00過ぎに帰って来た。

 スタッフの報告では、初めての入浴だったが、特に嫌がることもなく、

 上がってからも普段通りに過ごしたという。


 前もって、胃瘻の取り扱いについて訊かれたので、

 周りを優しく、手で洗ってもらえば大丈夫ですと答えていた。

 
 スタッフも胃瘻の利用者を入浴させるのは初めてだったので、気を遣われたと思う。

 ありがたい。
 

 
 ☆ 痛みが走る、ということはないが、まだ腰と太ももが 「張っている」。

   こうしてみると、普段の生活には しゃがむ動作が多いことに気が付かされる。

  
   その度に、ゆっくり、まっすぐ腰を下ろすようにしてかばっている。


   そろそろ夜も「デロンギ」がほしい寒さになってきた。

   夏の間は2階の部屋に押し込んでいるので、腰も痛いし、

   どうやって下ろそうかなと、心配していたら、

   遠方の長女が仕事の休みが合ったということで旦那と来てくれた。


   3台のデロンギを下げてもらい、4台の扇風機を上げてもらった。


   帰り際に、散らかっているテレビ周りやピアノの上を片づけて行ったが、

   夜になると、またすぐ元に戻ってしまった・・・。
   


 
  ☆ 去年、雪が降る前に切ろうとしてタイミングを逃した楓を、今年こそは切ろうと思う。

    
    隣家とのフェンスから1mもない場所なので、縦横は2mほどだが、

    厚みが50㎝という薄っぺらな樹形になっている。 


     何年か前にNHKで、女性ルポライターの方が再発した自分の癌の治療法を

     放射線、摘出手術、電気的治療などその道の権威といわれる医師と意見を交わし、

     探し求める番組があった。


     ある治療が一段落してしばらく振りに自宅のマンションに戻って

     窓から外を見ると、毎春楽しみにしていた大きな桜の木が

     伐採されていることに気が付いた。


     落ち葉の片付けが大変だという理由を聞いて、

     彼女はショックを受けそして怒った。


     しばらくして、彼女は逝ってしまった。



   俺も同じ理由で楓を伐採しようとしている・・。


   子供達が後で苦労するだろうと思い、自分で引導を渡したいと思った。

  
   隣家の桜の木がフェンスを越えて我が家の方に枝が張り出していて

   時々小鳥の声が聞こえる。


   この時期、奥さんからは、申し訳ないと挨拶されるが、もちろん文句を言うはずもない。

    
   根を引き抜いた後には、春から秋まで観られる球根を植える予定。


   あと残ってる「木」は、ツツジが2本、レンギョウが1本、アジサイが1本だ。


   ツツジは小ぶりなので、抜いても何とか鉢に移せそうだが、

   レンギョウとアジサイは無理な大きさだ・・。

   

   
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