妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

まだ悔しい

2016-05-15 23:58:36 | 日記
     
    昨日のことがまだ悔しい。

   
    まんまと餌に食いついた

    愚かな老人を

    演じてしまったことが悔しい。


    「30分後に担当から電話させます」、

    と言われた時が

    思いとどまる第一のチャンスだった。

   
    電話が来た時に出なければ良かったのだ。


    「子機はありますか、

     パソコンを操作してもらいます」


    ここでも、疑問を抱くべきだった。


    まるで振り込め詐欺の被害者が

    ATMの前で操作させられたのと同じだ。

    
    操作した画面が

    「NTTのホームページ」だったことが

    私の油断につながった。


    たぶん、電話だけだったら

    断れたと思う。


    パソコンに誘導された時点で、

    敵の術中にはまってしまってるのだろう。

    申込書の画面に誘導されて、

    銀行名、支店名まで入力した。


    まったく思考停止に陥っていた。

   
    画面の内容などじっくり読む時間など

    なかった。


    言われるまま、次々と入力していった。


    入力が終わると、

    NTTから番号が割り振られていた。

    
    相手から、その番号を言うようにいわれ、

    俺はすなおに、何の疑問も抱かず

    読み上げてしまった。   
 
    
    この番号が重要だった。


    この個人番号をもって、

    相手は私の名でNTTに

    「転用」を申し出た。


    NTTはこの番号があるということは

    私の意思であると判断するだろう。


    この番号を聞き取ってすぐ、

    相手はNTTに「転用」手続きを済ませたのだろう。


    魔がさす、とはこのことか。

    
    おっちょこちょいな愚か者だ。


    痛い目に合わないと分からない。


    相手業者は、

    光電話もパソコンも今までと同じ環境で使え、

    ただ料金が安くなるだけだ、

    と言う。

    
    たぶん、相手は、

    きちんと内容を説明して

    納得して申し込んでもらった、

    というだろう。


    騙したわけでも

    強要したわけでもない、

    というだろう。
 
    
    あのパソコンで誘導されて

    入力画面を操作しているときは

    今思えば、まるで催眠術にかかったように

    言われるがままだった。


    NTTからこの業者に変更したことで、

    たぶん説明されていない

    不都合な事態が

    生じるかもしれない。


    まだわからないが、

    仮に、金銭的被害は少ないとしても、   

    自分の意思にそぐわない契約を

    してしまった悔しさが残る。


    いくら反省しても

    後の祭り、

    ということか ……。



    ネットを見ると

    この業者の悪評判が

    多数載っていた…。  




    

   




    





   
   




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