妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

起きた? 寒くない?

2017-10-17 05:37:50 | 日記

薄暗い中、妻の声で目が覚めた。


  灯りを点ける。

  4:00。


  「起きた?」と声を掛け、

  発作を心配しながら見守る。


  静寂がいいのか、音楽がいいのか

  迷ったが、音を小さくして

  川中美幸をかける。


  温度計は18度。

  「寒くない?」と声を掛け、

  毛布を首まで上げる。

  
  10分ほどで眠ってくれた。


  迷ったが、

  私も寝ることにした。


  灯りを消して横になる。

  背中が寒い。


  毛布を首まで引き上げ、丸くなる。


  そろそろデロンギが必要か。



   ☆ 秋晴れのいい天気。

      
     昼前、妻と散歩する。

     念のためパジャマの上から

     巻きスカートの長いのを穿かせる。


     右傾がちょっとあったので

     枕を挟み、肩掛けの上から

     よだれかけのタオルを首に巻く。 


     陽を当てたかったので

     帽子を取る。        

    
     楓や桜が色づき、

     落ち葉が側溝に吹き寄せられていた。


     赤とんぼが妻の膝の上に止まった。


     ちょっとゆっくり押す。

      
     しばらく留まっていたが

     やがて飛んで行った。


         赤とんぼ 来てくれるかや 来年も

              車椅子乗る 妻のひざにも
      

      
      



       
       







  


    
    

        
         
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