妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

2回目の点滴

2015-08-25 23:27:17 | 妻の症状

   
   目を覚ました妻に「お早う」と声をかける。

   
   いつもは声が聞こえていないかのように

   全く別の方向を見て私を見ようとはしない。


   今日は珍しく私の目を見て、ちょっと笑った。



   10:00前に看護師さん二人がみえて

   点滴をしてくれた。


   歩行改善の薬(グルタチオンとシチコリン)の二回目だ。


   前回は効果がそれほど見られなかったので

   今回は量を増やすことにした。


   一人が腕を押さえ、一人が注射。

   私は「大丈夫だよ」と声をかける役。


   今回は1発でOK。

   5~10分で点滴完了。



   効果のほどは ……。

   
   相変わらず自ら歩こうとはしない。

   後ろから押すとどうにかよちよち歩き出す。


   強いて言えば、立位が何となく安定してきたかな?

   という程度。


   次はさらに薬の量が増えるのかな?




   ☆ 堤防でジョギング。

     最高気温の予報が24℃。


     秋を思わせる青空。

     刷毛で引いたような白い雲。


     遠くの山々が青くくっきりと見える。

   
     まだ少しだがトンボも飛んでいる。

    
     ちょっと強めの風が気持ちがいい。


     依然として、腹筋を使って走る、という感覚が分からない。

    
     試しに腹を引っこませてみたが

     ズボンがずり下がった。


     引き上げてベルトを締め、腹を引っこませたまま走るが

     どうもしっくりしない。


     イヤホンからは藤圭子の曲が続く。


     汗が心地いい。

     このまま続けていけばタイムも縮まりそう。



     ☆ あまちゃん

       (しんみり)

        夏ばっぱ(宮本信子)が倒れ、緊急搬送された病院の待合室。


        東京から駆け付けた春子(小泉今日子)。

           「私、夏さんのこと何にも知らないんだよね。

            娘なのに知らない。


            橋幸夫が好きだっただなんて。

      
            自分のことばかりで、

            母親じゃない部分を見ないできちゃった。   

     
            もし、このまま目が覚めなかったら

            なんか悔しい。」


           (バックに宮沢賢治作曲の「星めぐりの歌」が静かに流れている)


         弥生さん(渡辺えり)が「いつでも夢を」を歌いだす。

         続いて海女クラブの面々も一緒に歌う。


           (私はもうここで泣けてきた)

        
              





           


















   




   


   














   
















































    














    
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