青少年育成連合会 | 日本の未来を【夢と希望に満ちた国】にする為に日本人の心に訴えたい
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皆さん民主党の東日本巨大地震を巡り管政権の無策ぶりが次から次へと明るみに出てきた。とにかくすべて初日から自衛隊や警察それに消防が二転三転と振り回され情報にしても楽観的な説明。
しかし今回は大震災ばかりではなく原発が大変な状況になっている。このままでは日本が危ない。民主党内にも災害対応の経験豊富な人材を取り込むべきだとの意見がでている。
国民の多くは民主党に不信感を持っている。また放射能漏れだけではない。国民が計画停電などにより大混乱。もうこの大混乱を乗り越える為には強い指導力を持った人と言えば初代内閣安全保障室長の佐々淳行氏しか居ない。急ぎ頼むことだ。



佐々 淳行 氏
初代内閣安全保障室長
1930年(昭和5年12月11日生まれ)

略歴
■1954年(昭和29年)3月 東大法学部卒業
■1954年(昭和29年)4月 国家地方警察本部(現警察庁)入庁
■1954年~1965年
 警視庁、警察大学校(助教授)、大分県警、埼玉県警、大阪府警、警察庁等に赴任
■1965年(昭和40年)2月 在香港日本国総領事館領事
■1968年~1975年 警視庁・警察庁
 1968年7月に帰国後、警察庁・警視庁の調査・外事・警備課長、 監察官などを歴任
■1975年(昭和50年)8月 三重県警察本部長
■1977年(昭和52年)2月 警察庁刑事局参事官
■1977年~1986年 防衛庁出向
 防衛審議官、教育参事官、人事教育局長、官房長、防衛施設庁長官を歴任
■1986年(昭和61年) 内閣総理大臣官房・内閣安全保障室長
■1989年(平成元年) 昭和天皇大喪の礼を最後に退官


皆さんに是非読んでいただきたいのが、佐々淳行氏の新刊の彼らが日本を滅ぼす。この本は私達にとっては非常にいい勉強になったばかりではなくここまで書いてくれたのかと本当に素晴らしい内容だ。だからこそ多くの政治家の皆さんにも愛読していただければ、いい参考になるのではないかと思います。
今回佐々淳行さんの大ファンとしてブログに出させていただきました。




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いじめ楽しみ番組の悪影響
大学講師 市橋 智 60 (東京都清瀬市)
 テレビでクイズ形式の番組を見た。内容はよく工夫され、家族そろって参加できる楽しいものだった。しかし、司会者が解答者に与える罰や投げかける言葉は、いじめをギャグにしていた。その”いじめ”が露骨であればあるほど、十数人のタレント解答者や会場の視聴者の笑いを多くとっていた。
 番組参加者は十分に打ち合わせ、納得しあった上なのだから、元ボクサーの無知(彼自身それを装って武器にしている)を笑おうが、解答できなかったタレントが用意された食卓につけなかろうが問題はない。
 一方、この番組を見ていた小中学生らは何を楽しんだろうか。いじめのギャグの面白さだとすると、その影響は大きいだろう。
 この形は社会心理学者、バンデューラのいう「社会的学習論」(モデルを作りそのまねをする)の典型的サンプルだ。いじめに関し様々な意見が出され、対策がとられても、いじめる側、いじめを見ている側に罪の意識がなければ全く効果はない。
 かれらはまるでテレビのギャグをまねし、ギャグをみているつもりだから、「いじめ」悪に気づかないのではないか。


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今の教育は「読み、パソコン、運転」
J-WAVE 元技師長 高橋 琢二 73 (東京都板橋区)
 昔、教育の基本を「読み、書き、そろばん」といったが、今日の日本の教育の基本は「読み、パソコン、運転」と考えられる。
 なぜ書くことは要らないのかといえば、私の孫の4歳の男の子が、漫画の主人公や題名をパソコンを使って、ひらがなはもちろん、カタカナにし、さらには漢字にも変換して紙に印刷を一人でして、毎日楽しんでいる。
 ひらがなもカタカナも書き側が分からず、漢字に至っては決して満足に書けないが、正確に変換の文字を選ぶのであるから、書けなくとも全く支障はない。
 もう一人の8歳の女の子は、パソコンを私より上手に操って、イラスト入りのカラーの手紙を一人で作って「おじいさんへ」と送ってくる。この孫は、書いても達筆であるが、手紙はパソコンで作る。
 そろばんも不要である。スーパーのレジでそろばんを作っているなどあり得ない光景である。パソコンや電卓が勝手に計算するのであれば、そろばんは習わなくとも支障がない。
 しかし、車の「運転」の内容は絶対に教えて、たたき込んでほしいのである。車の「運転」であって、車の「操縦方法」ではない。
 今の「運転免許」は「操縦免許」であるから問題である。運転とは車の運行に責任をとれる行為をいうのである。
 道路上をわが物質に爆音を響かせて走っている若者の行為は違法であり、見つけ次第、ただちに運転免許を取り上げるべきである。互譲の精神なくしては「運転」といわない。
 社会の礼儀を教える最良の行為は。「車の正しい運転方法」を習熟させることである。間違えば、他人を死傷させるばかりか、自分の命さえ失うのである。
 車の「運転」の行為は社会の生活に必要な基本問題を含むので、生活の礼儀作法を含めて徹底的に教育する必要がある。
 実技の「操縦方法」は別途に実際に車を動かしたいものが習えばよいが、「運転」については教育の大きな課題として取り上げてほしい。


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学級崩壊教師は逃げないで
高校生 米山 暁子 17 (東京都町田市)
 全国の小学校の15%で”学級崩壊”が起きていることが、全国小学校校長会が行った全国調査で先ごろ明らかになった。驚くべき比率である。そして原因は「教師の指導力不足」を挙げた校長が最も多かったという。
 実際、私が前に通っていた学校でも”学級崩壊”現象があった。授業中、立ち歩いてゲームをしたり、席に座っていても机の上では全くほかのことをしていたり、話したり、とても授業が出来る雰囲気ではなかった。しかし、すべての授業がこのような状態に陥ったわけではなかった。
 先生によって状況が違うのだ。「怒られても平気だ」と子供が判断した先生の場合に限って、このような現象が起こるケースが多いと思う。このことは校長会が挙げていた「指導力不足が原因」と一致している。
 ”学級崩壊”をなくすためには、今の学校生活のあり方を速やかに見直すべきだと思う。そして教師の指導力の強化として、子供が正常を欠く行動に出た早い時期に、教師と子供が徹底した話し合いの努力を行い、「何が不満か、なぜそうなるのか」を解明し、理解し合うことが大事であると思う。それには、教師は初めから投げ出さないことが、解決の第一歩につながるのではと感じてならない。

  
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子供のうちから危機管理の体得を
元陸上自衛隊隊員 志村 泰元 58 (山梨県韮崎市)
 授業としての水泳の究極の目的な何か。水死を免れることであろう。実際、水泳の授業はまず自己救助法、次に他人を救助する方法を体得させることが中心である国があるそうだ。子供を残して夫婦で旅行するとき、別々の飛行機を使うのが普通とも聞いた。
 そういう国では、水泳に限らず「これは危機管理です」といわなくても、子供のときから危機管理教育が徹底され、当然のこととして意識に刷り込まれているのだろう。
 日本ではどうか。子供が危険な所へ入り込んで事故に遭うと「さくがなかった」。災害で人的被害が出ると「警報が遅い」。飛行中に乱気流でけが人が出ると「シートベルト着用サインがうんぬん」。自分の安全確保すら他者からの働きかけでしか考えられないと思われるフシがある。教えられないこととあいまって身を守る本能が退化し始めているのかもしれない。
 組織や規則を整え訓練を積むことは大切である。組織の長となる人には特別の責任も生じる。人ではなく組織の危機管理もある。その基礎は、家庭や学校で日常の中で、危機管理意識を当然のこととして、子供の時から自然に身につけさせることにある。
 私には大きな組織、まして日本の危機管理について論ずるだけの知識も能力もない。だが、家長として、家族のためにそれなりの努力や教育をしたと自負している。成人した3人の子供たちも、例えばホテルに着くと、複数の避難経路を自分の眼と足で確認するのが習性になっている。
 子供たちが全員小学生だったころ、キャンプに連れて行き夜中に雨に遭ったことがある。夕方、天気予報を聴き、だれかがテントを張った跡ではなく、少し高いところを新たに地ならししてテントを張ることにした。子供たちは「あそこに平らなところがあるのに、どうしてこんあところに」と疑問を呈した。
 幸か不幸か天気予報は的中、わが家のテントは浸水を免れた。他のテントで被害に遭った人や、昨夕自分たちが目をつけた場所に水がたまっているのを見て、子供たちは強く印象に残ったらしい。これらの修正や考え方は孫たちにも引き継がれるものと期待している。いや、絶対に引き継いでほしい。