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埼玉県比企郡嵐山町の記録アーカイブ

埼玉の電気事業と昭和史・電気工事組合小川支部 2 権田重良 2009年

2011年01月29日 | 権田重良『埼玉の電気事業と昭和史』

   はじめに
 戦後の日本は、廃墟からの出発であった。空襲により都市は焼け野原になりその機能を完全に失い、工場は生産を中止し、国の生産力は底をついた。人々は食うか食わずかの生活であった。1950年の朝鮮戦争の特需で景気回復するきっかけとなった。続いて神武景気が訪れ経済が発展し生活が向上した。
 1960年代半ばになると3C(Car·ColorTV·Cooler)と呼ばれる、耐久消費財を購入する機運が高まり、消費革命は都市だけでなく農村まで広がった。
 戦後の日本は、廃墟からはじまったが、高度経済成長を達成し、現在では資本主義国でのGDPは世界第二位となるまでに至った。しかし経済の成長、生活の向上につれ、環境問題をはじめとする新たな問題も起こっている。そして、平成の時代も早くも二十年を経ようとしている。

   権田重良『埼玉の電気事業と昭和史・電気工事組合小川支部』2009年



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