ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

ミス・ポター

2007-10-24 13:32:08 | Weblog
公開前からぜひ見たかった作品。
すでに上映が1日1回になってしまっている。
間に合ってよかった。
これだけ景色の美しい映画は劇場で見ないといけません!

さて、今年見た中での最高傑作。
というかこういうの、大好きです。

私財を投じて自然(村全体)を守る…。

大金持ちになれたら私も買い取って残したい公共の財産はいっぱいある。
が、リッチでないばかりに実家すらも解体せねばならなかった。
両親が築いてきた貴重な歴史のほとんどをたった2日で失ったのだ。

「美しいものは保存しなければ」という字幕を見ながら
樹木が生い茂り野鳥のサンクチュアリだった実家の庭を想像した。
古いものをすぐ壊そうとする風潮には疑問を感じざるを得ない。

さて、主人公を演ずるレニー・ゼルウィガーは、昨年「ブリジッド・ジョーンズの日記」の演技に好感を持っていた。(女性に人気の女優だそうだ)
『ピーターラビット』については、生みの親である主人公のビアトリクス・ポターはさることながら出版人ノーマンあっての大ヒットに違いなく、出版人の端くれとしてはこうした逸材を世に送りだせたノーマンは実にうらやましい。
映画の中でも作者を育てていく様子がみてとれる。

帰り道、♪When You Taught Me How To Dance…のメロディーが耳から離れなかった。
そして戻ってからピーターのカップでコーヒーを。
ここは紅茶じゃないですか?といわれそうだけれど。

Hoya Bunca(保谷バンカ)

2007-10-24 00:09:51 | Weblog
ジャズと手焙煎(網焼き)コーヒーの店。
ケーキもおいしい。

日本橋が発祥というジャズ喫茶Hoya Buncaでピアノコンサートが開かれた。
新座に住む堀田由紀子さんの演奏を楽しむ集いだ。
座りきれないほどの人、人、人…。
イギリス教会で使われていたという長椅子は
「お詰め願います」の状態。

堀田さんは国立音大ピアノ科卒。
地域でピアノ教室を開きながら演奏活動を続けている。
お弟子さんに指揮コンで優勝した中学生がいたり、昔教えた生徒が医師になって再開レッスンに戻ってきたりと忙しい。

reinもかつて国立埼玉病院のクリスマスコンサートで冬ソナを連弾した際、レッスンを受けた。
(不肖の弟子で申し訳ありません!)

そして次には軍隊行進曲(シューベルト作曲)を連弾しましょうと言っていただいている。
目標はできても、いつになるかはわからない。
気長に待っていてくれるという。

そんな堀田先生の演奏はバッハ、モーツアルト、ドビュッシー、ビートルズ、映画音楽と多岐にわたりすばらしかった。

トールペイントの展示「オータム・ウエディング」が行われていることもあり、メンデルスゾーンの結婚行進曲で締めくくり、「亜麻色の髪の乙女」がアンコール曲だった。

お客さまは思わぬ生演奏に大喜び。