ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

野見山曉治さん

2008-06-30 09:12:33 | Weblog
昨日のNHK日曜新美術館は「野見山曉治」。

練馬のお宅に、これまた練馬の壇ふみさんが訪ねていた。
練馬はすごい!

先ごろ開通した副都心線明治神宮前駅のステンドグラス作品を手がけたという話である。
万年青年の野見山先生はいつもお若い。
おそらく年齢を言い当てられる人はいないだろう。

先生は池袋モンパルナス、つまり東長崎のアトリエ村時代、reinのピアノ教師の連れ合いである若松光一郎画伯と親交があったそうだ。
聞いてびっくり、ご本人に直接伺ったのだ。
ずいぶん遠いがご縁があるものだ。

生き残りとして「無言館」に戦没画学生の作品を集めたことでも知られる先生の
「四百字のデッサン」(河出書房刊)は、珠玉のエッセイ集。

ソビエト映画「戦争と平和」

2008-06-29 19:46:33 | Weblog
家の中から古い映画のパンフレットが出てきた。
たしか高校生のころに日本上陸した映画だ。
大作で一部と二部に分かれていたはず。

パンフレットは、弟の友達である映画館の息子に頼んで手に入れた。
当時はパンフレットはなかなか手に入らなかったのだ。

映画の冒頭は空が映し出され、雲が流れていく…。
そのときの音楽がやけに印象深かったことを覚えている。
メロディーは忘れたが。

セルゲイ・ボンダルチュク
アナスタシア・ベルチンスカヤ

など、舌をかみそうな名前を早口言葉のように覚えたっけ。
だからいまも俳優の名を空で言える。

ところで、当時は気づかなかったが、
東京外語大でロシア語を教えていた原卓也先生がパンフレットに名文を寄せている。
原先生といえば、練馬に住んでおられ、
情報紙編集を始めてまもなくエッセイをお願いしようと思ったことがある。

時機を捉えようとしていたら残念なことに亡くなられてしまった。

お会いできなかったのは惜しまれるが、パンフレットで原先生とお会いできた。

マップを持って学園町を歩こう

2008-06-29 19:33:41 | Weblog
かねてから街の念願だったマップが出来上がった。

大泉学園町街歩きマップ。
これを持って桜の街を存分に楽しんでもらおうという趣向。

企画は大泉学園町商店会。
イラストは光が丘のやぐちゆみこさん。
そしてプチぶんか村は情報提供担当。

各商店の店頭に置かれているのを見ると感慨もひとしおだ。

商店会加盟店においてあります。
お手にとってごらんくださいね!


穴子寿司

2008-06-28 21:16:14 | Weblog
メチャおいしい伊勢若松の穴子寿司。
味付けが上品で、とろけるような味わい。
当日しか日持ちしない。
だから現地で食べるか、買ったらすぐに持ち帰るか。

関ドライブインでも売っているとのこと。
西武高速バスを利用して伊勢志摩方面に旅行する際は
だまされたと思って買ってみてください。
穴子苦手な人でもおいしい!と思ってしまうはず。


「約束の旅路」

2008-06-28 10:52:27 | Weblog
こんなこともあるんだ、と目からうろこが落ちるような作品。
エチオピアにソロモン王とシバの女王の末裔としてのユダヤ人が暮らしていたことなど、世界史では習わなかったから。

岩波ホールで上映された作品だが、昨日は杉並セシオンで上映された。

詳細だけでも見ていただきたく・・・
http://yakusoku.cinemacafe.net/

子育て最中

2008-06-26 23:28:30 | Weblog
子育て真っ最中の人も、予備軍の人も、終わった人も。
創業大正8年の御菓子司の「子育て最中」はいかが?
ススキミミズクがモチーフだ。
副都心線雑司が谷駅1番出口近く「ときわ木」で。
鬼子母神みやげに。

映画「山桜」

2008-06-25 20:44:01 | Weblog
画像は公式サイトより(壁紙使用可)

公開日の5月31日はぶんか村の発行に追われて舞台挨拶に行けなかった。
そのあとも配布で駆け回り、バティック講座が始まって、体調が悪くなり、と
いろいろあって、
本日ようやく鑑賞することができた。

それはもう静謐な映画です。
すばらしい。

庄内の景色、山桜、そのほかの草花・・・
心優しい人なら必ず感動するでしょう!
壇ふみ扮する主人公の母親の心情がみごとに描かれていたと思います。
それに東山紀之はすごく存在感がありました。
すばらしかった!

無駄な音楽も音もなく、
かといって古臭くもない
不思議な魅力のある作品に仕上がっていました。

一年間追いかけた甲斐がありました。

篠原哲雄監督に改めて御礼を申し上げます。
このような映画を今の世に送り出してくださったことに。
そしてプチぶんか村にエッセイを書いてくださったことに。

カツオ1本

2008-06-24 16:22:40 | Weblog
知人が日曜にいわき市の小名浜港に水揚げされた
とびっきり新鮮なカツオを送ってくれた。

「さばける~?」というので
「漁師の娘だい、だいじょうぶさぁ」と大見得切ったはよかったけど、
そうだ出刃が、ない!

で、菜切り包丁みたいなものでさばくことに。
先日サバとアジを何尾もさばいたばかりだからわけなかった、
といいたいところだけど、とても苦戦しましたです。

晴れてお刺身、焼きつけ、もろもろにして食べて、
あ~、おいしかった!

と思ったところへ、

いわき漁船の事故のニュース。
小名浜の船だ!
もしかしたらうちに来たのはその船が漁したカツオだったかもしれない。
または仲間の船とか。

行方不明者が13名という。
死亡者が4名。

悲しい事故だ。

何気なく食べている魚は、こうした人々が体を張って危険と隣り合わせの状況で漁してくれるおかげで口に入るのだ。
と思うと、改めて感謝の気持ちもわいてくる。

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りします。合掌