ライン出版編集部

一人一著作を!
rein(独)を信条に
誠実な出版を目指す
ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

好きな本とジャムと

2020-09-30 18:45:26 | Weblog

枕元に置いてある文庫本のタイトルは
『夜中にジャムを煮る』平松洋子著

一昨夜その通りのことをしていて
つまり、夜中にミックスベリーのジャムを煮ながら
ついつい笑ってしまった。
私は平松か?

いろんなことを教えてもらえる本だけど
一度にはとても覚えきれないから
きっとこれからも身近に置いて折に触れて開くんだろうな。

キッシュ・ロレーヌ

2020-09-28 01:10:35 | Weblog

フランスのメッスでホームステイした時にごちそうになったロレーヌ地方の料理である。
本場のキッシュ・ロレーヌはクリーミーですごくおいしかった。
バターや生クリームが違うのだと思う。
もちろんチーズもベーコンも。
それに近い味を出そうと材料を吟味した。
レシピ通りに作ってもベーコンやチーズの塩加減で仕上がりは微妙。
わたし的にはおいしくできたと思ったが
家人は塩分きつい!という感想。
お店で食べたらどれほどの値段になるかわからないほど
贅沢な材料を使っている。
同時進行でパンも焼いたのでオーブンのフル出動であった。

散歩の途中

2020-09-22 18:57:22 | Weblog
足を止めたくなるような草花に出合う。

何を撮ってるの?といった顔を向けて人々が行き過ぎる。
覗き込んでいくおじいさんもいる。

まあ、いいじゃない。
何気ない日常を切り取っているだけなので。


二段重ねのツユクサ


ねこじゃらしに負けない強さで咲いている


桜です
もう紅葉?


終わりかけの木槿


ハナミズキの実のようだけど野生だからなんだろう?

あてのない散歩も季節を感じるにはよいものだ。

メガネはどこ?

2020-09-19 18:18:28 | Weblog

と探したら額の上にあった…なんてのはよく聞く笑い話だけど
二つもってたはずの老眼鏡が家から消えた‼

何日探してもみつからず、
誤って捨ててしまったのかなと思ったくらい。
読書の必需品だけに不自由していた。
(清張などは中断できないから目を細めて読み進んだ)

しまいには絶対あるはずのない画道具入れを探してみる。
…あ・り・ま・し・た!
二つとも。

来客か何かで慌てて投げ込んだみたいだ。
そしてそのまますっかり忘れてしまったという…。
こうしたことが起こるたびに落ち込む私である。





彼岸の入りは

2020-09-18 23:47:58 | Weblog

明日だが、きょう墓参した。
しばらく間が空いてしまったせいで
お墓周りは草ボウボウ。
背の高さほどになっていたセイタカアワダチソウのような草もあった。
カイヅカイブキは枝切ばさみを使ってだいぶ刈り込んだ。
墓所に樹木はよくないともいわれるが
最初から左右対称に植えてあったので
手入れしながら付き合っている。
お隣さんに枝を伸ばさないかいつもハラハラ。

大間のマグロ

2020-09-18 00:04:49 | Weblog

1973年秋に初めて下北半島を取材したときは
大間がマグロでこれほど有名になるとは想像もしなかった。
井上靖の『海峡』を読んで再訪し、
文庫本に宿泊旅館の主人のサインをもらったことは
かつてこのブログでも紹介したと思うが
そのときの貴重な写真はすべて消えてしまった(泣)。
最近ではそんなPトラブルにもめげなくなったが
紙焼き写真が一昨日ちょっとだけ見つかった。
その中の一枚がこの「マグロ抱く美女」である。
現地マグロを食べて満足できたかといえば、
期待したほどではなかったような気がする。
なんでも遠くにありて思うほうがよさそうだ。
大間からは手に取るように北海道が望める。
函館山が見えた。

ああ、湯が滲みて来る。
本州の、北の果ての海っぱたで、
雪降り積る温泉旅館の浴槽に沈んで、
俺はいま硫黄の匂いを嗅いでいる…