じゃんじゃんき、と読む。
池袋モンパルナスの名付け親で
詩人、画家の小熊秀雄の命日(11月20日)だ。
先ごろ池袋の勤労福祉会館で記念行事が開かれた。
創刊2号で池袋モンパルナスを取り上げただけに感慨深いものがあった。
取材で東長崎あたりを歩いた頃が懐かしい。
アトリエ村の様子は、同館最上階にある郷土資料館に展示されている。
ところで、会ではアーサー・ビナード氏の講演を聴いた。
詩人・俳人、随筆家、翻訳家で、小熊の『焼かれた魚』を英訳したことで有名。
広島に住んでいて、日本名を朝美納豆という。
このごろ納豆を食べるたびにビナードさんを思い出してしまう。
朝に納豆…とこれからはご飯食になるかもしれない(笑)。
(わが家はいつもパン食)
先に紹介した會津八一の命日は11月21日。
これらの行事に出席することで、後世に業績を残した二人のささやかな供養ができたのではと思う。