昨夜NHKの「トップランナー」に出演していた現代美術の若手画家山口晃氏の展覧会が、いま練馬区立美術館で開催されている。
http://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/tenji/yamaguti-ten.html
山口晃氏は東京芸大出身。
ジャンルにとらわれず新天地を開拓している気鋭の作家だ。
大和絵の手法で今昔を混在させ独自の作品に仕立てているのがすごい。
たとえば成田空港ターミナル図などは時間をかけて細密に描かれた分、鑑賞する側も時間をかけて鑑賞したい作品。
一枚の絵の中で時代がワープしているといったらよいだろうか、時代が交錯していて見応えがある。
とにかくこれらの「武者絵」は必見!!
本のカバー、CM、ポスターなど「ああ、みたことある!これもそうなの?」と思う作品も見られる。
トップランナーの中で即興で描いた作品が階段の上り口に展示されていた。
これには感動。
まさか原画が見られるとは思ってもみなかったので。
なお、館内撮影禁止のところ、美術館の許可を得て撮影させていただいたので旧ブログと合わせてご覧ください。
http://navy.ap.teacup.com/rein2000/
開催は9月17日まで。
お見逃しなく。
◆会期
平成19年8月17日(金)~9月17日(月・祝)
◆休館日 月曜日 (ただし、9月17日は開館)
◆開館時間 午前10時から午後6時まで (入館は午後5時30分まで)
◆観覧料 一般 500円、高大生と65~74歳までの方 300円 (各種割引あり)
小中学生と75歳以上の方無料