ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

国立埼玉病院道の会ギャラリー冬の展示

2021-11-26 15:53:20 | Weblog

道の会ギャラリーコーナー。
本日拡大。


北海道へ行って撮影してきたという写真2点。


新たにポーランドの切り絵が加わった。
ポーランド出身の女性の作品。


そして私はロイヤルコペンハーゲンのイヤープレート1981年を描いた。

冬の作品がずら~り並んで壮観!

油絵の額装

2021-11-23 00:00:58 | Weblog

下宿のおじさんは暇さえあればキャンバスに向かっていた。
いわば日曜画家である。
おばさんの足が悪くて旅行できないから
風景写真を見てはせっせと筆を運んでいた。
日本海を描いた絵はクールベのようだったことを思い出す。
描くのが好きで好きでたまらないといったおじさん。

あるとき、私の実家の庭に実った姫リンゴの枝を数本差し上げた。
その絵を仕上げて「記念にあげるよ」とくださったのがこれだ。

下宿ではいただいたまま窓辺に飾っていたのだが、
半世紀近く経ってやっと額に入れた。
知り合いの額屋さんに助言してもらった。

この姫リンゴの木はもう存在しない。
おじさんと故郷を懐かしく思う気持ちが額装を促したのであろう。
語らなければただ一枚の絵である。

日比野弘さんを悼む

2021-11-18 09:17:43 | Weblog
1986年、日比野氏が早稲田大学ラグビー部監督の頃
エッセイを依頼したことがある。
都立大泉高校のOBで練馬区にお住まいだったからだ。
快く引き受けてくださったのはもちろんのこと、感動の玉稿を賜った。
題して『愛すべき街・練馬』。
もちろん自筆原稿。
自筆のお手紙まで添えてくださった。
文面にお人柄がにじみ出ていた。
当時の担当者として心よりご冥福をお祈りします。

合掌


プロのカレーはマジうまい!

2021-11-09 12:35:08 | Weblog

マトンカレーを注文した。

なんとお肉がチョー柔らかい‼
辛さを調整してもらうと好みの味になる。

現地から来ている従業員との会話も弾む。
本国に奥さまと小学生の息子さんを残したままで、
気の毒なことにコロナ禍で数年も会うことがままならないという。

店の名は「マサラ」。
OZ大泉の5階、すっかり常連になった。


転ばないこと、風邪をひかないこと、義理を欠かすこと

2021-11-02 08:53:16 | Weblog
ずっとこの3つを心掛けて生きてきた。
長寿の秘訣だそうだ。

他人にも機会あるごとに伝えてきた。
何かの本で読んだんだけれど…と。
ところが書名も忘れ、誰が書いたのかもわからなくては
説得力に欠けるのも確か。

ところが一昨日『死ぬための生き方』がヒョッコリ出てきたことで
その謎が解ける瞬間が来たかもしれないと直感した。
見開き左ページのこの辺りに書いてあったはず…と
記憶をたどって全頁をめくっていくと、
あったあった!
59ページに‼

明治36年生まれの三菱の重鎮大槻文平の文章の中に。
執筆したのは昭和63年85歳の時。

ちなみに大槻氏は宮城県丸森町の出身。
先ごろの豪雨で阿武隈川が氾濫し
町ごと水に浸かるという被害を受けたところだ。
私も一度訪れたことがある。
福島県に近い宮城県側だ。

中学時代は往復4里(4㎞ではない)を徒歩で通学し
鍛えた身体で一高(東大)に入った。
大学ではボート部。
人生のほとんどを三菱て過ごしたと本人が書いている。
日経連の会長も務めた。

頭書のことばはこの大槻氏のオリジナルなのかと思ったら
よく読んでみるとこれを信条にしていたのは岸信介であった。

20年を経て再読することの意義はあった。