ラスク

今やラスクと言えばガトーフェスタ・ハラダが有名ですが、このラスク、東京でも大阪でもない群馬県高崎市にある「株式会社 原田」の製品です。


以前、勤めていた成田空港カード発行センターに、群馬出身で単身赴任中の男性がいました。この方のお土産で初めていただいたのが、ガトーフェスタ・ハラダのラスク。
それまで群馬のお菓子と言えば「旅がらす」しか知らなかったので、これは非常に意外でした。
だって、ガトーフェスタ・ハラダのラスクと言えば、デパ地下で行列ができるお菓子で有名だったからです。

東京駅でも、羽田でも、都心部のデパートでも、ガトーフェスタ・ハラダには行列ができます。

そして、羽田空港第一ターミナルのガトーフェスタ・ハラダの隣にあるのが、シベール（麦工房）のラスク。


シベールは山形市に本社があります。私は山形に住んでいたこともあるので、シベールのケーキやラスクには親近感を覚えます。息子がまだ幼かったころ、誕生日のケーキを注文したら、すごく精巧に作ったお菓子の自動車（息子は車好きの子でした）をケーキの上に載せてくれて・・・。今更ながら「あれは芸術だったなぁ」と思います。

そんな昔からシベールは、地方にありながら非常に垢ぬけたショップだったのです。その後、株式会社に成長したシベールのラスク専用ラインが麦工房。
このラスクはとても軽くてサクサク。私は正直、ガトーフェスタ・ハラダのラスクよりシベールの方が好きなのです。もしシベールのラスクを目にする機会があったら、是非、一度お試しください。おいしさは保証しますよ。