今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

「宇宙戦争」

2005年08月03日 | 映画&本&音楽&TV
今週は映画の話ばかり。

水曜日はレディースデイで、遅ればせながら『宇宙戦争』を観てきました。
さすがにもう混雑はしていません。この映画は前評判ほど盛り上がらなくて、観た人はみんな「へ?」という感想をもつみたい。

戦争というほど戦う場面は出てきません。ほとんど逃げまどうばかり。トム・クルーズと彼の別れた妻、息子、幼い娘、妻の再婚相手が生き延びるというのが、なんともまあデキすぎだろ、それという感は否めません。だってまわりはバタバタ死んで行くんですから。

一つ心に残ったエピソードがあります。ティーンエージャーで扱いにくいと思っていた息子が、ハドソン川のフェリー乗り場で、フェリーに乗れなかった人をひっぱり上げようとしている。それを見る父親トムの目は「こいつ、ちゃんと育ってるんだ」と語っています。

さて、問題のエイリアンは地球にあるバクテリアによって、いとも簡単に次々と倒れていきます。ここでみんな「へ?」と思うんでしょうね。こんなあっさりでいいの?って感じで。
『宇宙戦争』は1953年に公開されたアメリカ映画のリメイクです。多少古臭さがあっても仕方がないかな。