手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

ドキドキして、怖くて震えて、泣けて、ほっこりして。〜『ゴジラ-1.0(2023 )』

2023-11-07 | ドラマ・映画・漫画・youtube




映画『ゴジラ−1.0』は、

11月3日が初日でした。



日比谷では、

この日、「ゴジラフェス」が大々的に開催されましたが、

ちょうど息子の引っ越しの最中だったのと、

日比谷での舞台挨拶付きの上映は、

エントリーしたけど落ちちゃったので、

初日はパス。


まーさんがショートに出かけた日、

夫とイオンシネマでゆっくり観てきました。






コラボ商品もたくさん。






「ウルティラ」は、

イオンシネマの中では一番大きなスクリーンで、

音響もバッチリ。


ゴジラ映画はやはり映画館、

それも大スクリーンですね〜。

ウィークディの昼間でしたけど、

思ったより人が入ってましたよ〜。


まだ公開したばっかりだし、

ネタバレはできるだけしたくないので、

ざっくりとした感想ですが、

一言で言えば、

「よくできている映画」だと思いました。

★★★★☆


ツッコミどころもあるけれど、

観ている時は全く気にならない、

その世界にどっぷり入っていけるのです。


また人間のストーリーとゴジラの出番とが、

いい塩梅になっていて、

さらに言えば、

人間の側のストーリーが

しっかり描かれているのがナイスだなと。


ゴジラ映画を通して

「伝えたいことがある!」

という制作側の意図がはっきりしてるなと思いました。


VFXの凄さ、

それによるゴジラ、

そして映像のリアルさはかなりなものですが、

ただ単純な「ゴジラ映画」になってないところが素晴らしい。


まあ、ゴジラがあれ以上登場していたら、

ドキドキが止まらなくて、

怖くて、身体が硬直して、

疲れるばかりになってたかもです。

出番が多くないなと思うくらいの、

あれくらいの出番で十分!!!


実際、夫は途中緊張して、

腕を掻きむしってしまってました。

映画が終わったら、

左の二の腕、シャツに血が滲んでるではないですか。

「ゴジラにやられた!」と笑ってました。


昔のゴジラは、

憎き敵を結果的にやっつけてくれる、

どちらかというとこっち寄りのヒーローだったり、

悪いゴジラでも、

ゴジラにはゴジラのゴジラ生(人生のようなもの)があり、

ゴジラにはゴジラの立場があったり、

ゴジラにも少し同情したり、

彼の立場も思い遣ったりすることもあって、

このわたしは、その頃のゴジラが一番好きなのです。


でも最近のゴジラは、

どの映画でも

人間とは一切つながらず、

ただ勝手に動き回り、ものを壊したり、

敵対するものが出てきたら本能的に戦う、

いわゆる生態系の頂点にいるような存在として描かれがちです。


今回は、

そういうゴジラの最たるもので、

戦争でボロボロになった日本をさらに壊しに来る

血も涙もない、何の感情移入もできない、憎き存在でした。


最初になぜ

日本の銀座に上陸してくるのかもよくわからない。

1945年ごろの話ですから、

広島や長崎に原爆が投下されたことからの

放射能との因果関係を作れば、

本能的に日本を狙ったのであっても、

ゴジラの行動の意味は分かりやすかったのではと

わたし的には思いました。


とにかく、

わたしが「惚れるゴジラ」ではないかな(笑)。


ま、そういう個人的な好き嫌いはありますが、

映画としては大変よくできていています。


主演の二人、神木くん、浜辺さんはもちろんのこと、

脇を固める俳優さんたちも素晴らしい。

吉岡秀隆さん、佐々木蔵之介さん、安藤サクラさん、青木崇高さん、

山田裕貴さんなど、大物揃い。

隠れキャラ(エキストラの中に大物が混ざってます)もいますよ〜。

個人的には、

駆逐艦「雪風」の元艦長、

堀田を演じる田中未央さんという俳優さんが、

ゴジラ映画でかつて顔の一人だった俳優さん、

佐原健二さんと感じが被って

何だか嬉しい気分に。

佐原さんを恰幅良くした雰囲気なのですもの。



2時間、

手に汗握り、ドキドキが止まらず、涙が溢れ、

最後は・・・わ〜〜っ(笑)。


あの独特のゴジラの音楽が流れてくると、

身体の中の血がめっちゃ騒ぎ、

(ハラワタ)にぐんぐん来る〜〜。

音楽は佐藤直紀さん。

監督は山崎貴さん。

『三丁目の夕日』の最高のタッグです。


観終わった後は、

西武園ゆうえんちの「ゴジラ・ザ・ライド」に

2時間乗り終えた気分。



やはり日本のゴジラ映画は、

世界に誇る映画になってるなあと思い、

すごく嬉しくなりました。



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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは~☆ (ユトピー)
2023-11-07 12:42:32
お邪魔します。
昔 まだ土曜日に学校があり 半日だった頃(笑)
その土曜日の午後に よくゴジラをTVでやっていて
怖かったのを 覚えています。
兄が見ていたので 居間に入れなかった私が居ました…。懐かしい。。。
その頃と比べると ゴジラの顔の迫力が 凄いですね!

一昨日だったかな ケーブルで昔のゴジラをやっていて 旦那が見ていましてw
私も一緒に見てましたが 面白かったです。
昔は怖く思っていたのに なんだか不思議 ですね。

ゴジラ 映画館で見たら 迫力 凄そうです!
相当な昔 モスラは 映画館で見た記憶が あります~ハイ!
Unknown (sk_oyazi)
2023-11-07 14:21:11
実は、まだ観ていません。😢
情報シャットアウトの為、
いずれまた〜。
Unknown (まんじゅう顔)
2023-11-07 18:38:40
ユトピーさん、このコメントめちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます。
ゴジラの話題で盛り上げる人って、そんなに居られない中、こうやってコメントをくださり感謝、感謝。
ユトピーさんは子供の頃、怖かったのですね〜?
はい、今の方が顔は何倍も怖くなってます。
お、旦那様もご覧になってた??それを聞くだけで、嬉しいまんじゅう顔。よろしくお伝えください(笑)。
ゴジラ映画は映画館ですよ〜。迫力満点。もう一度見に行きたいです(笑)。
「モスラ対ゴジラ」は名作ですね。わたしも子供の頃、映画館で見ましたよ〜。
モスラは何だか可愛くて、一生懸命モスラを応援したように思います。
Unknown (まんじゅう顔)
2023-11-07 18:39:41
sk_oyaziさん、ご覧になったら、また感想を教えてくださいね〜。
楽しみにしております。
Unknown (ポテト姫)
2023-11-08 00:37:35
 今回の「ゴジラ」、勝手に「アニメ」や「映画」などの「批評家気取り?」の息子の談によると、観る前から「酷評」してますね。(^^; 彼の場合、「山崎貴」監督の作風が、苦手なようです。「三丁目の夕日」は、ギリ許せるけど、他の作品も「昔を思い出す…」みたいなテイストの作品ばかりで…とのことで…。
 更に、今回のゴジラの「見た目が、従来のと、違い過ぎる!」なんて、言ってます。
 最近の「徹子の部屋」に、主演の神木隆之介くんが出ていて、「緑色の部屋」で、「そこに、ゴジラがいる」想定で演技をして、実際に「ゴジラの姿」を観たのは、「試写会」が始まってからだった…ような話をしてましたよ。(๑˃̵ᴗ˂̵)
 私の「ゴジラ」に対するイメージは、やはり「ゴジラ・モスラ・キングギドラ、宇宙ナンチャラ大決戦」みたいなタイトルだった作品が大きいですね。(^.^)
 当時、「ザ・ピーナッツ」が歌っていた「モスラ〜や、モスラ〜…♪」の歌声が、今でも印象に残ってます。^_−☆
Unknown (まんじゅう顔)
2023-11-09 14:17:15
ポテト姫さんの息子さんは、アニメや映画がとても詳しそうですね。
なるほど山﨑監督の作風があまりお好きでないのですね。
そういう方にとっては、評価は高くないのでしょう。
ゴジラ大好き人間のわたしでも、やはりも映画によって好き嫌いがありますから、よくわかります。
わたし的にも、今回のゴジラはあまり好きではないんです。
ただ、映画としてはよくできていたのではと思いました。ま、そんな感じかなあ〜。
わたしもポテト姫さん世代ですから、やはり印象的なのは「モスラ」や「キングギドラ」です。「ヘドラ」も超インパクトがありましたっけ!(笑)
Unknown (sk_oyazi)
2023-11-13 06:29:16
11月12日、
お台場のscreenXで観てきました🤣
海のシーンは、
本当に、海の上にいるような感覚です。
今の技術は、すごいですね。

さて、感想ですが、
同じ〈ゴジラ〉という素材を使って、
庵野監督の『シンゴジラ』とは、
全くの別物。
まさに山崎ワールドでしたね。
他の人には、到達できない
高みを見た気がしました。
仮に両作品が、同時に公開されていたら、
大パニックが起きたかもです。
今は、もうお腹いっぱいです♪
それでは、また。😄
Unknown (まんじゅう顔)
2023-11-13 20:58:00
sk_oyaziさん、ご覧になったんですね〜。
確かに海のシーン、迫力がありましたね。
sk_oyazi)さんの場合は、スクリーンXだから、さらに迫力満点だったことでしょう。
わたしも2回目はそういうスクリーンで見たいです。

わたし、もう一度『シン・ゴジラ』を見直しました。
おっしゃるように全然違ってますね。
政府側から、市民の側からと、視点も違いますし。
シン・ゴジラの方は、わたし的には全く怖くないのです。身近な武蔵小杉が壊されてても怖くない。
でも、今回のゴジラは怖すぎる。シン・ゴジラは孤高の存在ですが、今回のゴジラは人と全く関係を持たないのに、やたら近い存在。
おっしゃるように、二つが同時公開されてたらと思うと・・・、ちょっと頭が回らない感じ!!??
映画一つで本当に楽しませてもらいました〜〜。
Unknown (sk_oyazi)
2023-11-14 07:28:09
一つだけ、いい忘れてました。
銀座に上陸する点なのですが、
おそらく84年版のオマージュでは、
ないでしょうか?
シンゴジが54年版オマージュだったし…
帝国劇場を右足で破壊する点から、
おそらく、そうではないかと🤔
すみません、細かくて…

妻も、
めちゃくちゃゴジラに怒っていました。

ボクは、
今度は、4DXで、おかわり行ってこようと、
思っています😊
Unknown (まんじゅう顔)
2023-11-14 18:31:19
sk_oyaziさん、そうなのですね〜。
ありがとうございます。わたし、そこまでしっかり見てないので、全く気づきませんでした。
84年版、機会があったら見直してみます〜。
そういう細かいところも教えてもらえるのが、ブログのいいところ!
ありがたいですし、嬉しいです。
奥様、怒っておられた?
その気持ちよくわかります〜。

4DXでご覧になったらまたブログにご感想をお載せくださいね。
わたしもまずは、身近の映画館にある4DXで見たいと思います。

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