「手帳」のカテゴリーを見ると、
「夢を叶える」、「人生を変える」などの言葉がよく見られます。
これらの言葉は、
わたしにとってもとても魅力的。
誰しも夢があったり、今の生活を変えたいと思ったりしてますからね。
で、実際手帳を使って、
そのような大きな飛躍を遂げられた方もたくさんおられると思います。
手帳って、そういう力があるとわたしも思っています。
若い人は是非是非チャレンジを!
ただ、今のわたしは人生後半の日々。
気力も体力もあらゆることが下降して来てると実感していて、
頑張って何かを成し遂げるというようなエネルギーはほぼほぼ残っていません。
本当はこれまでに蓄積した力を有意義に使いつつ、
残りの人生を過ごしていくのが普通かなと思います。
まあ、わたしの場合は溜め込んだ分が少ないと今頃気づき、
それが一番の「焦り」になってるような気がしますが。
でも、
いくら焦っても今の自分が精一杯の自分。
今わたしがいるところが、
今後もわたしのいるところ(場所という意味ではなく)。
そんな自分を受け入れつつ、
少し気持ちをゆったり持って日々を送れたらなと思います。
そんなわたしの今回の出会いは、
『暮らしの中に終わりと始まりをつくる』 一田憲子著(幻冬社)
コロナ禍の最中に出版された本です。
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この本は、一田憲子さんというフリーライターの方の書かれたもの。
読んでいると、
自分の中の焦りがどこかに飛んでいくような気がします。
どうしてかなと思うと、
この一田さんが等身大の自分を見つめ、そこから書いておられるから。
「気分が乗らない」「もやもやモードに陥る」といった言葉の端々に、
一田さんは自分と同じようなところがあるんだなと思い、
さらに気持ちの切り替えも、
人生の捉え方もとても自分と似てるなと感じるからかなと思います。
「50歳をすぎた頃から「自分がすでに持っているものを、いかに効率的に使うか」を考えるようになりました。
それはつまり自分自身のパフォーマンスを上げる、ということ。私は今の私以上に慣れないから、自分の「本領」をいかにうまく動かすかを考えよう。・・・・」
この行は、まさにわたしが考えていたこととドンピシャなんです。
だからこそ、
一田さんの言葉、生活はわたしに大きな刺激になったのだと思います。
こういうエッセイ本って、本当にたくさん出てるし、
どれもこれも結構面白いのですが、
思想的に似てるかなと思う人と出会うととても嬉しいし、
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本との出会いの楽しさって、こういうことですね。
一冊の本との出会いによって、
その作者の一田憲子さんのブログにも行き着きました。
いよいよ何もない2020年の夏休みが始まります。
わたしとしては、この何週間か、
この一田さんの本にのっとって、「はじめ」と「終わり」をつくってみようと思います。
なかなかいい夏休みになりそうな予感。
リズムをつくって、
生活を整えて、
リフレッシュ。
そうそう、夏休みがあける頃には、
「ゆらころん」の効果も記事に書けたらいいなと思っていますが、さてさて。
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