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もっこうさんです。

岩手県一関市藤沢町で工務店を営業している「菅原木工」が、住まいや地域の情報と、個人的趣味の情報をお届けします。

【住まいの情報】 高効率機器(ヒートポンプ)の活用と省エネ対策

2014年02月20日 | 住まいの情報



日本経済の発展によって豊かになった私たちは、その暮らしの中で実に多くの家電製品を使うようになりました。

住まいのエネルギー消費の内訳を見ても、家電製品の普及によるエネルギー消費量が増えてきているは事実です。

しかし、家庭で使われているエネルギー消費の中で、格段に大きなウエートを占めているのは給湯(29.5%)と暖房(24.3%)、そして厨房です。

この3つで全体のエネルギーの約60%にも達しています。

住まいにおける省エネルギー化を実現するには、給湯や暖房などの熱を発生させるためのエネルギーをいかに高効率化することができるかにかかっています。

比較的簡単に進められるのがヒートポンプの技術を活用した給湯機「エコキュート」や「エアコン」などの導入です。

【ヒートポンプの特徴】

ヒートポンプ技術の画期的なところは、無限に存在する大気自体がもつ熱エネルギーを使うという点です。

これは冷媒と呼ばれる物質を使って、温度の低いところから高いところへ、その熱を移動させて冷却や加熱に利用するものです。

最新のエアコンであれば、電気エネルギーの6~7倍もの熱量を取り出すことができます。

また、エコキュートの場合は、電気のエネルギー「1」に対して、熱エネルギー「3」以上が得られ、お湯をつくることができます。

しかも、エコキュートは冷媒に二酸化炭素を用いるので、オゾン層を破壊することはありません。


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