12月7日の岩手日日に増沢神楽保存会(菅原武德会長、会員15人)が取り上げられました。
(岩手日日掲載記事 2011年12月7日)
財団法人自治総合センターの2011年度コミュニティ助成事業の助成金を受けて、神楽の衣装と道具、映像機器一式を整備することができました。
増沢神楽保存会の衣装や道具の老朽化から、旧藤沢町の時に申請をしていたものです。
今回、申請したのは、胴着や半襦袢、陣羽織などの衣装。
すり鉦や鳥甲などの道具。
そして、液晶テレビ、ビデオカメラ、ホームシアターシステムなどの映像機器一式。
事業費は約220万円です。
6日には菅原会長ら保存会関係者と、藤沢公民館職員が同保存会の活動場所である増沢交流館で、届いた衣装や機器を確認しました。
【増沢神楽とは・・・・】
増沢神楽は1909年、東磐井地方に南部神楽を広めた佐藤金治郎氏の一番弟子の千葉義美氏が師匠となり、地元の立石神社の祭礼に奉納しようと稽古したのがはじまりです。
昭和40年に「増沢神楽保存会」として立上がり、伝承活動の一環として地元新沼小学校の児童に対して鶏舞の指導を行なうなど、地域の醸成に貢献しています。


