元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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外国人監督の•••インドネシアは何故?州対抗の国体参戦が国対抗の国際大会より重点が高いのか?

2023年07月14日 06時30分00秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール
州代表の州代表チームと•••

国代表のナショナルチーム•••


おのずと参戦する••

大会が異なるわけですが•••


インドネシアでは•••

州対抗の国体参戦が•••


国対抗の•••

国際大会より比重が高い•••


では•••

それは何故なのか•••


ズバリと言うと•••

給与と報奨金の問題•••


野球について言えば•••

州からの資金投下の方が•••


国代表の•••

連盟や国からの•••

資金投下より見込みが高い•••


例えば国代表では•••

野球単体の国際大会では•••

給与や報奨金は支給されず•••


複合競技大会の時だけ•••

給与のみ支給が現状なのです•••


一方で•••

州代表チームでの•••

国体参戦の場合には•••

給与と報奨金が支給されます•••


たしかに•••

各州によって給与•••

報奨金の額は異なりますが•••


例を出すと•••

前回の国体優勝の•••

ジャカルタ州代表チームの•••

選手たちの優勝報奨金の額は•••


何と•••

120万円です•••


この額は•••

チーム全体への•••

報奨金額ではなく•••


1選手へ•••

1コーチへ•••


そうなんです•••

11人への支給額です•••


選手たちも•••

生活がありますので•••


州代表チームでの•••

活動の方に軍配があがるのです•••

(但し、報奨金支給は現地人のみ)


これが•••

インドネシアの実情です•••



パプア開催(2021年)


他のアジアの野球途上諸国から見れば、国体での成果による報奨金があること自体、インドネシアは優遇されていて、他国の選手やコーチが羨ましいと思いことであるのも事実ですね〜



Pekan Olahraga Nasional(略称: PON/ポン) はインドネシアで4年毎に開催される州対抗の総合スポーツ競技大会。第一回大会は1948年に中央ジャワのソロにて開催。


この大会は日本の国民体育大会に相当をし、その前年度には予選大会(略称: Pra PON/プラポン) が開催される



第二回ジャカルタ開催
スカルノ大統領スピーチ(1951年)






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