デビュー戦・・・俺の子供たち

ユニフォームも無い・・・
スパイクも履いていない・・・
トレパン、短パンの野球選手・・・

これが・・・
俺の子供たち・・・



スラバヤの・・・
VIO野球クラブ・・・

主軸となる・・・
年齢は13歳、14歳・・・

リトルリーグの・・・
ジュニアクラスに該当するチーム・・・



今年の・・・
4月に結成され・・・

全く・・・
野球経験が・・・
なかった子供たち・・・

このチームに・・・
野球の基本を教える・・・

これが自分に・・・
課せられた役割・・・



でも・・・
教えるだけじゃ駄目・・・

教えた・・・
成果を示さなければ・・・
教えたことにはなりません・・・



3か月間の成果を・・・
試す日がやってきました・・・

野球経験・・・
3か月弱のチームが・・・

野球経験5年から7年の・・・
スラバヤ最強チームと対戦します・・・

このチームには・・・
東ジャワ州強化メンバーや・・・
世界大会などへ参戦している・・・
ジュニアのインドネシア選抜メンバーがいます・・・



そして・・・
子供たちにとっては・・・
東ジャワ州内において・・・
その存在を示す大切な試合・・・

自分にとっては・・・
”本当に3か月でチームを造れるのか”
と言う・・・

インドネシア国内の・・・
野球関係者からの声が・・・
大きく含まれた試合・・・

単に・・・
”対外試合をして”
”経験を積もう‘’
”積ませましょう”

などと言う・・・
生半可な話は通用しません・・・



プレイボール・・・
試合が開始されました・・・

三振、内野フライ、三振・・・
一番弟子のエース投手が・・・
1回表の相手の攻撃を無難に抑えます・・・



試合は・・・
点を取られ・・・奪い・・・
また取られ・・・また奪い・・・



終盤まで・・・
３－３の大接戦・・・



相手ベンチは・・・
パニック状態に陥り・・・
右往左往・・・

相手は・・・
ウチの投手を・・・
打ち崩せないがゆえ・・・
バントでの攻撃です・・・

終盤は・・・
試合規定で・・・
エース投手を降板・・・

練習不参加選手が・・・
痛恨のエラーで失点・・・

結果は・・・
6－3で黒星・・・



しかし・・・
我がエース投手は・・・
三振を6個を奪い・・・
与えた四死球は１個・・・



捕手も・・・
パスボール0個・・・

見事に・・・
成果を証明してくれました・・・

本当に・・・
大した奴らです・・・



初の・・・
対外試合にあたって・・・

チームの会長も・・・
新しいキャッチャーセットを・・・
購入してくれました・・・（大感謝）



でもね・・・

この年代で・・・
必要以上に・・・
バントを多用するのは・・・
自分は好きじゃないですね・・・

野球は・・・
打ってナンボ・・・

打つからこそ・・・
”野球が楽しいと”
感じられるんじゃないの・・・

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結成・・・
3か月弱のチームに・・・

”あわや？”
こそのバント作戦・・・

気持ちは・・・
分からないでもないですが・・・
ちょっと違うんじゃないのかな・・・？

と、言うか・・・

裏を返せば・・・
結成3か月弱のチームを相手に・・・
野球を5年、7年しているチームが・・・

”何で”
”あわや？・・・なの”

ここがポイントでしょう・・・


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