バリ ヒンドゥー教・・・大人への旅立ち（儀式）

昨日は・・・
世界的に・・・
バレンタインＤＡＹでしたが・・・

バリ島内・・・
特に田舎の地方では・・・

バレンタインに関しては・・・
さほど強い重要性を示さない・・・
特徴をもちます・・・

従って・・・

バレンタインの日に・・・
重要な宗教儀式が・・・
入ることもしばしばです・・・

そんな訳で・・・
昨日のバレンタインは・・・
バリヒンドゥー教の儀式に・・・
参加してきました・・・



参加した儀式は・・・
子供から大人への成長期において・・・
15歳から17歳の間に行われる儀式で・・・

バリ語で・・・
“ＯＴＯＮＡＮ　ＭＥＮＥＫ　ＫＥＬＩＨ”
と呼ばれ・・・

“大人への旅立ち”
と言う意味になります・・・

さて・・・
向かった場所は・・・

メングイと言って・・・
デンパサールから車で・・・
約30分程の場所になり・・・

バリ島の・・・
地図で言うなれば・・・

ブドゥグルの手前・・・
丁度、タバナンとウブドの・・・
中間に位置する地域です・・・

儀式を司る・・・
プンデターと呼ばれる・・・
が・・・
祈祷を行い・・・



町内の・・・
ガムラン隊が・・・
素晴らしい演奏を・・・
行っています・・・





そして・・・

何と・・・
ワヤンクリットという・・・
影絵も行われていました・・・



影絵・・・
ワヤンクリットは・・・

もともとは・・・
ジャワ宮廷より・・・
始まった影絵の芝居で・・・

インドの古代叙事詩・・・
マハーバーラタ、ラーマヤナを演じます・・・

人形使いは・・・
ダランと呼ばれ・・・
100体もの人形を操り・・・
語りや台詞も声色を変えながら・・・
一人でこなします・・・

この・・・
ダランに・・・
なるには・・・
専門の学校に通い・・・
それ用の儀式を受け・・・
（※ワヤンクリットと魂を婚姻させる）
初めてダランになることが出来るのです・・・



また・・・
演者によって・・・
エピソードを加えたり・・・
アドリブが入ったりと・・・
内容が違うのがワヤンクリット・・・
ならではの特徴でもあります・・

人形は水牛の皮を・・・
細かく透かし彫りにして作られ・・・
人形自体が霊的な力を持つとも・・・
言われているんです。
（※ワヤンが影を意味し、クリットが皮を意味します）

ただ・・・
残念なことに・・・

基本的に・・・
バリ島では観光客用に・・・
演じられることはないものなのです・・・

実は・・・
この影絵を・・・
見るのは初めてなんです・・・“”

しばし・・・
見入っている・・・
自分がいました・・・（笑）

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数時間の・・・
雑談を交え・・・

最後は・・・
豚肉・・・
鶏肉・・・
バナナの木と豚肉のスープ・・・
の料理をご馳走になりました・・・



いやぁ・・・
このスープは・・・
絶品です・・・旨い・・・！

その後・・・

夕刻過ぎに・・・
メングイ地区から・・・
デンパサール、クタへと・・・
戻ったわけですが・・・

慌ただしい・・・
日常から解放され・・・

穏やかな・・・
バレンタインＤＡＹでした・・・

ほのぼの・・・ほのぼの・・・（笑）


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