元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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アジア野球後進国・・・選手育成について(危険な言語)

2013年01月10日 11時56分35秒 | 66番の思想


前項に・・・
関連して・・・

アジア・・・
野球後進国の・・・
選手育成についてを・・・
少々付け足して述べてみます・・・

まず・・・
日本で野球の教育を受けた・・・
野球の教育を施しておられる方々は・・・

ある意味・・・
理屈や理論を・・・
掘り下げてその国の・・・
現地人選手に接触しなければならず・・・

一番最初に・・・
問題となる部分は・・・

ズバリ・・・
表現的な言語になります・・・

言葉がじゃべれるか・・・
じゃべれないか・・・
ではなく・・・

ここで言う言語とは・・・

アジア野球後進国の選手たちは・・・
日本の選手たちと比較をしてしまった場合・・・
全ての面で劣る選手がほとんどです・・・

これは・・・
揺るぎないことですが・・・
この状況を見て・・・
発する代表的な言葉は・・・
“間違っている”

そうです・・・

“打ち方が間違っている”
“捕球の仕方が間違っている”

この様な言語が・・・
必ず飛び出してきます・・・

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これが・・・
危険な言語です・・・

この言語が発せられた時点で・・・
アジア野球後進国においての・・・
野球指導は失格の烙印が押されてしまいます・・・

ちょっと飛躍しますが・・・

生まれてからこの方・・・
掃除はしたことがあるが・・・
雑巾がけは一度もしたことがない・・・

この様な人が・・・
雑巾がけをしたとします・・・

絶対的に・・・
満足な雑巾がけは出来ないはず・・・

その人に向かって・・・
貴方の掃除方法は間違っている・・・
と、言っているようなことです・・・?

教わってないから出来ていない・・・
教わって来ていれば出来ていること・・・

昔からの風習がない・・・
以前からその様な風習があれば出来ていること・・・

と、言うことです・・・

そして・・・
全てが完璧に出来なくとも・・・
その理論は頭に中にあることでしょう・・・

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もしかしたら・・・
その言語が向けられた・・・

対象となる選手は・・・
国内ではトッププレーヤーかもしれない・・・

であれば・・・

野球に関しては・・・
これまで数年間もの期間・・・
その国で行ってきているわけです・・・

その選手の立場・・・
メンツやプライドなど・・・
数年間の野球の実績などに対して・・・

“間違っている”
と、頭から否定をしてしまった場合・・・

その選手側からとってみれば・・・
野球経験と実績についてを根底から・・・
ひっくり返されることになる訳です・・・

言い換えれば・・・

“俺が今までやってきたことは無(ゼロ)なんだ”

とも、解釈を・・・
されてしまうかも・・・
しれないと言うことです・・・

ですから・・・

絶対に・・・
使用してはいけない・・・
危険な言語なのです・・・

たとえ・・・
どこから見ても・・・
異なってたとしてもです・・・

無神経極まりない・・・
無礼な外国人指導者と・・・
とらわれないよう・・・

十分な・・・
注意を払う必要があります・・・

これが・・・

アジア野球後進国へ・・・
野球の指導を施す上での最初の1歩です・・・

でわ・・・
事項では・・・

この危険な言語が・・・
引き起こす実例について・・・
少々、記してみたと思います・・・


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