「あたし、眠くなっちゃった」
「おれ、まだ飲んでるから寝ていいよー」
「う~ん」と言いながら、ゆきねはベッドにあがったものの寝ようとしない
「おれのことは気にしないで寝なよ」「いや」「寝なさいっ」「いやだ」
と、変な押し問答が続いた、そしてボクはゆきねを寝せようと、ベッドの縁に腰かけて、
ゆきねはいつのまにかベッドの脇の床にじかに座ってボクを見上げるようなかたちになっていたんだ
押し問答が続いた後で、ゆきねが突然言った「あたし、ミノルさんのこと好きですよ」
言ったあとすぐに、ゆきねは顔を真っ赤にして「あ、言っちゃった・・・」と、うつむいてしまった
聴こえていたけれど、ボクはわざと「何て言ったの?」って訊き返してみた
ゆきねはボクを見上げて「あたし、ミノルさんのこと好きですよ・・・知らなかったでしょ」
ちょっといたずらっぽい目でそう言った
ボクはゆきねの頬を両手で引き寄せた
「おれ、まだ飲んでるから寝ていいよー」
「う~ん」と言いながら、ゆきねはベッドにあがったものの寝ようとしない
「おれのことは気にしないで寝なよ」「いや」「寝なさいっ」「いやだ」
と、変な押し問答が続いた、そしてボクはゆきねを寝せようと、ベッドの縁に腰かけて、
ゆきねはいつのまにかベッドの脇の床にじかに座ってボクを見上げるようなかたちになっていたんだ
押し問答が続いた後で、ゆきねが突然言った「あたし、ミノルさんのこと好きですよ」
言ったあとすぐに、ゆきねは顔を真っ赤にして「あ、言っちゃった・・・」と、うつむいてしまった
聴こえていたけれど、ボクはわざと「何て言ったの?」って訊き返してみた
ゆきねはボクを見上げて「あたし、ミノルさんのこと好きですよ・・・知らなかったでしょ」
ちょっといたずらっぽい目でそう言った
ボクはゆきねの頬を両手で引き寄せた