ゆきね、というらしいその子はフロアでエイトビートに身体を揺らして踊っている
さっきの「出会い」からボクは、ゆきねをずっと眼で追っていた
頭を揺らし、身体をくねらせてまるで音楽に溶けるように踊り続けるゆきねが
ボクは気になってしかたなかったのでミチオに訊いてみた
「なぁ、あの子、よくくるの?」「遅い時間はけっこういますよ、ミノルさん、紹介しましょうか?」
「そのうち、たのむよ」
それからボクたちはまた、怪しげなロック談義にもどっていき、その日は明け方まで遊んだ
ゆきねとは、その後も色々な場所で顔をあわせるようになり、
ボクとゆきねはなんとなく知り合いになり、ほんの少し言葉も交わすようになっていった
さっきの「出会い」からボクは、ゆきねをずっと眼で追っていた
頭を揺らし、身体をくねらせてまるで音楽に溶けるように踊り続けるゆきねが
ボクは気になってしかたなかったのでミチオに訊いてみた
「なぁ、あの子、よくくるの?」「遅い時間はけっこういますよ、ミノルさん、紹介しましょうか?」
「そのうち、たのむよ」
それからボクたちはまた、怪しげなロック談義にもどっていき、その日は明け方まで遊んだ
ゆきねとは、その後も色々な場所で顔をあわせるようになり、
ボクとゆきねはなんとなく知り合いになり、ほんの少し言葉も交わすようになっていった