登録Suzuka■霊峰■
登録ご本家Suzukaよりルビー根■□■霊峰(天風閣)■□■
登録ご本家Suzukaよりルビー根■□■霊峰(天風閣)■□■
登録ご本家Suzukaよりルビー根■□■霊峰(天風閣)■□■
大変お世話になっているSuzukaN氏のところにお邪魔したてのころに
おすすめ頂いて持ち帰った蘭なのですが
正直なところ”芸をしないもの”という観念を持っていて
決して嬉しいとはいえない仕入れでした。(怒られるかもしれませんが)
そしてほんの数ヶ月たって夏になり”ぼやっ”と立ちの葉元が
曙芸になり始め”ああ!芸をするんだ。”と感心し見ていましたら
あれよあれよと雪白の牡丹芸になり葉縁を薄紅に染め
根も本羆と対等に渡り合える素晴らしい発色のルビー根になり
我もわれもとお客様に絶大な人気になりました。
それで追加に分けていただくようにお願いしがた霊峰のことを
すこしお聞きして勉強しました。
分かったことはN氏登録後に故意に似た違うもの数タイプを同名で流通させた人が居て
本物が少ししかないのに人気が急落してしまったこと。
自分でも見比べて混入された類似品の白鳥系”群”のどれよりも
図抜けて素晴らしいものだということでした。
ただ残念なことに殆どの方がこの類似品を霊峰と認識されて
過去の蘭になってしまっていたことです。
最初の数年以来、私のところでは雪白の牡丹芸にならず
白黄の冴えの足りない色合いしか出ませんでした。
2年前からいろんな話を聞く中で昔のように”国産の苔”を使い植え込むようになりました。
その2年目が今年ですが これまでよりぐんと冴えた牡丹芸になってきたように思います。
この今の色合いから雪白に冴えてくれるかどうかドキドキ期待して眺めています。
本芸をご覧頂いてこの蘭の本当の魅力をお伝えしたいとずっと願っています。
ちなみに本芸の最上木はかなりの葉幅を引く大振りな木で
雲龍型の立葉気味で今の苗木とは似ても似つかない
パワフルな木でした。