この夏はずっと蒸し暑くて大変です。
今日は天気予報通り最高温度が36℃になりました。
流石に蒸し暑さはすこし治まりましたが 朝7時にはクーラーなしでは耐えられないような
暑さです。
こんなにクーラーを入れるのはここにきて初めてです。
暑いので遮光を確りして灌水を大目に与えて鉢内の温度を下げるように心がけています。
4月末頃に遮光ネットが一部めくれ上がりお昼頃に直射光が当たっているところが有り
気づいて遮光の調整をしましたが 既に遅しで数鉢は日焼けが出てしまいました。
大分後になってダメージが葉に現れるんですね。
春蘭の数鉢は作り直しですね。
先程 日中の最高温度のお話しを致しましたが
蒸し暑さが少し和らいだ数日前より最低温度が25℃位に下がってくれていますので
ある程度 葉を展開した春蘭は急激に葉を伸ばしています。
気温の高さでフザリウムなど腐敗菌系の実害が心配です。
先日久しぶりにタチガレエースを撒布致しましたが
フザリウムも多種ありますのでタチガレエースを散布したからと言って
フザリウムの心配がなくなるわけではありませんので
暑い時期はくれぐれもご用心ください。
フザリウムの対策には数種の殺菌剤が必要です。
誰かから聞いた話ですが
タチガレン・タチガレエースを散布したのに蘭が暑い時期に短期間に枯れたから
フザリウムではないと判断された話でした。
タチガレン・タチガレエースが効かないフザリウムも多種ありますから
これが効かなかったからと直ぐに別の病気と判断するのは良くないと思います。
ただ実害が出てからでは遅いのででkるだけ早めに予防薬を数種与えましょう。
それと日中の温度上昇もクールタイプの遮光ネットを通常の遮光ネットの上に張ったり
熱線を抑える工夫も必要だと思います。
うちではホームセンターで販売しております加湿器付の送風扇を活用しています。
非常に細かい霧が出ますので気化熱で周辺の温度を下げることが出来ます。
気温の高い栽培場で栽培されておられる方はこの加湿器付の送風扇を活用されるのも
面白いと思います。
色々と暑さ対策はみなさま御苦労のことと思いますが
園芸JAPANなども暑さ対策のアイデアなど取り上げておられますので
なにか参考になさって見られるのも良いかもしれません。