憧れの蘭から一気に・・・
自分的には普通種で十分な憧れの希少ランだったのですが・・・
高校の頃から何とか手に入れたいな～
と憧れていた”秋咲ナギラン”でしたが宮崎時代を含めて
かなわぬ夢と忘れかけていたのですが
昨年、同業の仲間より”秋咲ナギラン”と聞いたときは
憧れだけど普通の品種じゃ・・と贅沢なことを思いました。
話を聞いていますと信じられないことでしたが
なんと兜咲きだと言うではありませんか！
”ほんもん？なの・・・あの秋咲ナギランだよね？”と
聞き返しました。
東洋ランの世界では馴染みの無い蘭なので
秋咲ナギランと言っても殆どご存じないマイナーな蘭だと思います。
しかし私の中では普通種自体がかけがえの無い蘭ですので
この変異種の話を聞いただけで”ドキドキ”して心震える自分がありました。
しかし贅沢なもので購入後は殆ど忘れておりまして
ある日突然 開花を見て
”本当に兜咲だ！”と感動したことでした。
いかんせん本数の無い僅かな株ですし栽培方も知らないので
まだまだ力不足だと思いますから本咲にはほど遠いのでしょうが・・・・・
幸せな気分になりました。
以前からお話している
春蘭の首元が灰色になったもののについて
これまではベンレートやマイシンなどで殺菌しても
どうも上手くいきませんでしたので
この症状が出たら蘭を諦めていたのですが
崇拝する鈴鹿の方に数年前教えていただいて
試してみましたら写真のように見事に復活しています。
どの蘭で試しても上手くいきましたので
たちまちはこの方法で処理していく方針です。
灰色の部分が殺菌処理した部分で
白い根が処理後に出てきた新根ですが処理後は感染しておらず
根の伸びとともに蘭の調子が戻ってきました。
この症状が処置できると栽培に自信がついてきました。
ご無沙汰いたしておりました。
なかなかUPが思うように行かず
昨年秋以来のご無沙汰でございました。
昨年は色々な蘭で”驚きや感動”を頂きました。
いまさらと思うこともありましたが
”まさかこんなになるのか！など
蘭のことを少々は分かっているつもりでいた
自分の無知を知らされたシーズンでもあり
植物の奥深さを改めて知ることになり
とても楽しめた1年でした。
今期も蘭でどきどきと心震える感動を
味わいたいと願っています。
賀正
旧年中は格別のお引き立てを頂きましてありがとうございました。
今年も変らずお引き立ていただけますよう宜しくお願いいたします。
お蔭様で2012年の初売りも結構なお引き立てを頂くことが出来ました。
