花ごよみブログ

花ごよみのオフィシャルブログです。

柄物ですからアタリどころで何方にもチャンスが有ります。

2015-07-26 11:37:17 | ギャラリー 富貴蘭

 最初の画像は今年の韓国の大会で入賞していた

翠華殿の鶴芸の子が出来た個体で

次は2015年7月の上野の帰りに見せて頂いた鈴鹿で変化した

翠華殿の鶴芸進化の様子です。

変り始めを見るとワクワクします。

単純なことですが柄物ですので”柄のアタリどころ”で何方の物も

このようになる可能性を秘めています。

可能性を高めるためには子供がより増える栽培が理想です。

培養中のお客様は自信を持って栽培してください。

何方にもチャンスが有ります。

柄物の一番の醍醐味である変化をお楽しみください。

 何方にもチャンスが有ります!■□■翠華殿覆輪■□■


日本春蘭の代表的な赤縞花■桃山錦■の葉芸変化品

2015-07-24 15:20:29 | ギャラリー 春蘭

 これを初めて見たときは

”おお錦芸!の桃山ダ”と驚きました。

一群で発見された桃山錦は 大げさなようですがとれた数だけ個体差があったのだろうと思います。

その中でも柄物的な葉芸の冴え発色の良さで分類されていた

聖光錦から“錦芸”に変化したようです。

従って花も赤覆輪に赤の斑縞芸という葉芸と同じ“錦芸”で咲く唯一の変異種です。

初めて見た際は平っ葉で樋が無く柄が良く分かり”秀光”のような風合いでした。

(ハカマもきっちり決まっております。)

持ち帰り後はどうも葉が硬く樋が立ち柄が見えにくくなり

”芽の潜り癖”が酷くなりうちの物は絶種してしまいました。

良かったのは地元の名人さんに納めていたものが元気に育ち数鉢に増えてくれていました。

それから長い年月が経過しましたので新しく変化した桃山錦も有るかもしれませんが

地元で生きながらえてくれていた

この錦芸・桃山錦を■関白■(入手時に仮名として付けさせて頂きました。)に

花を付けて披露出来るように栽培に励みたいと思います。


雪白縞・朱天王の兄弟の花

2015-07-23 10:21:26 | ギャラリー 富貴蘭

赤花・朱天王の縞のなかで自分が知る限り

最高峰の雪白縞だろうと思い成長を見守っております。

買い付け時に縞の無い実生兄弟は朱天王の花が咲いていると説明を受けておりましたので

ご購入頂きましたお客様には このお話しをさせて頂いておりました。

この夏、開花した兄弟木の画像をもらうことが出来ました。

縞のないものの花では意味が無いかもしれませんが1つの情報として

今回初公開させて頂きます。

※縞の出ている個体は残念ながら未だ着蕾しておりません。

新しい物を買い入れるときに説明を受ける情報が全て間違いないと良いのですが

残念ながら人によりけりですので誤った情報を貰ったところからは

緊張して取引をするようになり結果次第に取引が無くなっっていきます。

 個人的には先ず最初の話通り無地には赤い花が咲いていることが分かりましたので

一安心です。

恐らく1~2年後になると思いますがうちの縞に花が咲きそうですので

頑張って栽培します。

 


この夏の”彩と香の富貴蘭展示即売会”のアフター

2015-07-22 02:06:08 | 日記

 お陰さまでこの夏の”彩と香の富貴蘭展示即売会”が無事大盛況のうち

終わりました。

今年は金曜日の午後から5時まで・土曜日の9時から15時までという変則的なスケジュールで

日曜ナシという初めての試みでご来場者さまの人出に私は半信半疑でした。

初日スタートした午後すぐはお客さまは疎らで緊張しましたが

時間が経つほどビックリするぐらいのご来場となり大変忙しく過ごさせて頂くことが出来ました。

お陰さまで多分私の所はこれまででもかなり良かったと思います。

 あっという間の初日が終わり恒例のアフターのイベントに繰り出します。

もちろん去年と同じあのメンバー4人組ですが今年は・・・・・

そうです。

今年は小泉元総理がブッシュ大統領を接待した

西麻布の権八に決定しました。

行ったことのない町で”田舎のおっちゃんにはマブシイ雰囲気でワクワク”しました。

恐るべき外国人の方々・・・多分半分以上の方が外国人のようでした。

お味の方はほうはあまり期待できないかなと思っていましたが

いやいや期待に反してなかなかおいしかったです。

ただ驚いたのはオーダーしたものが間髪いれず数分おきにテーブルの上に

どんどん乗ってきますので途中で着いていけなくなりました。

それでも本当に楽しくて楽しくて来年のオーダーのしかたとか

話し合い”来年もここにすっか!!” とお開きになりました。

忍者の出るレストランもあるそうでこれから1年かけてじっくり検討したいと思います。

蘭の話が無くて申し訳ございませんでした。

 

 


園芸JAPAN8月号 発売開始

2015-07-08 12:00:52 | 新着情報

お待たせいたしました!

園芸JAPAN8月号がたった今届きました。

早速オンラインショップにUP致しました。

新発売!!■■園芸JAPAN(自然と野生ランより進化)8月号■■

本日7月8日より上野グリーンクラブで開催されます

彩と香の富貴蘭展示即売会に出店の為

本日より15日(水)までのオンラインショップ商品の出荷および

花ごよみ(お店)の営業をお休みさせて頂きます。

宜しくお願い申し上げます。

また少し面白いものが入荷致しましたので上野に持参致します。

 


春蘭のオンライン販売は9月吉日までお休み致します。

2015-07-01 17:47:43 | ギャラリー 春蘭

 皆様のお陰をもちましてで昨年よりも忙しくすごさせて頂いております。

まだ気温的には大丈夫なのかもしれませんが

なにかあってからでは遅いので春蘭のオンライン販売および

春蘭の宅配便での発送業務再再開は お送りして安全な9月半ばごろ以降となりそうです。

 

大変ご迷惑をおかけ致しますがなにとぞご理解いただけますよう

宜しくお願い申し上げます。

 

 


冬の寒さも大事かも知れません。

2015-07-01 17:25:48 | 日記

 春蘭は冬季に加温栽培すると時期によっては1月以内に枯死したり

芽が出ても育たずに芽が動かなくなったりひじょうに深刻な状況になる可能性が高く

販売するものは加温品は取り扱わないのが当たり前の見えない約束です。

しかし風蘭の場合は冬季の加温で問題なく育つ場合もありますので

一概には冬季の加温が危険とは言えないというより

加温するべきの様な風潮が有ります。

私の所は春蘭と風蘭が混在しておりますため

冬季もマイナス2℃位まで下がる中で(凍らせない)管理しております。

1つ言えるのは夏に休まずにずっと動くということです。

そんな位しか植えることが無かったのですが昨年から

”もしや!”という反応が有りました。

秋に韓国より買い入れた建国殿(建国羆)が2月から思いっきり柄がハゼて

春には見事な色に仕上がりました。

これをみて春に建国殿を買い入れましたがこれは1年間全くハゼず

渋い色合いで“性”の問題かと思っていました。

この蘭がうちで冬を越し2月に入ったら急に柄が冴えいまはきとても綺麗な

建国殿に仕上がりました。

冬季の低温に一定期間おかないと柄の冴えが悪いのかもしれません。

これは吟風牡丹という吟風が変化したルビー根の美しい品種です。

こちらは奄美ですがこの蘭も冬季に一定期間冷えた個体は普通に柄が出るようですが

高めで加温された個体は柄が出にくいようです。

暖かく出来ない環境なのですが良いところもあるかもしれません。

もう数年数回観察しましたら有る程度断言できるような情報が出来ているかもしれません。