韓国の春蘭展はソウルよりはるか車で4時間半から5時間の所で開催され
入ってまいりました。
直ぐに全春連の大会の2日目に参加させて頂くため韓国の大会会場より
とんぼ返りして次の日の最終便で羽田に回り全春連の大会を
見ることが出来ました。
まさかと思っていましたが出品させて頂いていた神秘が農林水産大臣賞を頂いており
とても驚きました。
大会終了後は長男の引っ越しを手伝いにいき24日の最終で帰り
25日26日とご近所のお客様にお手伝い頂いたおかげで先程
支度が調いました。
いよいよ本日10時から春の蘭展を開催致します。
今年はブログでご覧頂いた栽培の効果か春蘭の花付が非常に良く
もともと花物が少ない私の所でも 結構にぎやかに咲き誇っております。
ここに越して来て最も春らしい催しになったと思います。
是非とも月曜日までの開催中にお出で頂けますように
願っております。
昨年興味深い話を知り全く新しい肥料他を使うことになりました。
ちょうど1年経過しちょっとビックリなものもありますのでご紹介いたします。
3年前に同業者に紹介した際に自分も購入した台湾熊谷草ですが
植え替えもしていないので流石に年々小さくなり昨年はもう無くなるだろうという状態で
あきらめていましたが芽が出てきてビックリ！花が2つも上がってくれました！
今年は花見が出来ます。
ある液肥と関連して粉末を鉢の中に蒔いております。
これだけです。
春蘭にも風蘭にも同じような管理をしました。
春蘭の素宝ですがこんなに素直に沢山の根が出て伸びるのは初めてです。
これは宋梅ですが白いのが昨年の作で出来た根です。
この四天王も新根が良い状態です。
これも新根が沢山で良いです。
もう1つ変ったことはこれまでこの紺覆輪 文団素は
2年木から葉先が焼けて飛んでいましたが何故か葉焼けも全く起きずで
初めて綺麗な株に出来ました。
紺覆輪の出芽の色合いもどんなふうになるか楽しみで今年の作が楽しみです。
これは根傷みが酷く治らないので枯れそうになって秋には廃棄かなとあきらめていた
蝦蟇です。
この辺りはすべて引っ越しのころに傷めてそのまま引きずっていましたが
他は結構治ったのに芽が出ては傷んでの繰り返しですごく小さくなっていて
無理だと思っていましたがご覧のように新根が立派になり
大きな新芽を出してくれました。
諦めないで良かったです。
全て同じ液肥プラスαで1年間栽培したものです。
花ごよみ 春の蘭展の広告を出させて頂いております。
今号には韓国春蘭の至宝 ■太皇■が日本の雑誌で初めて掲載されており
韓国春蘭 白鹿系の最高峰のグレードも紹介され興味深い記事です。
梅の花がほころび始め 待ちに待った春蘭の開花シーズンが近づいてまいりました。
昨年取り組んだまったく新しい肥料の結果 春蘭の根の出る本数の大幅な増加
親根も含めて伸びの素晴らしかったことをご報告させて頂きます。
昨年春に植え込んだものでしたら絶対に元の鉢に収まらないように成長してくれました。
その影響かこれまで花を見せてくれなかった物などに着蕾が見られ
開花待ちでどんな花を咲かせてくれるか楽しみにしているところでございます。
この根の大幅な増加・伸びは富貴蘭でも同様に見られ
ことしの作へ繋がっていくのが楽しみです。
極一部の方に使われた肥料があるのですがその後弊害が出てしまったその肥料とは異なり
そのような物質も含まれておりませんので安心して使えました。
着蕾の蘭の花色の発色・花型・花輪サイズなど確認したいので
開花が楽しみです。
ちなみに発色しづらいといわれる”夢みるころ”は包衣が割れて急に発色し始めました。
これらの成果かどうかは今のところ不明ですが開く前にこれだけ発色し始めるのは
初めての事なので楽しみです。
もうこの時期がやってまいりました。
原稿作成時から発行まで時間差が結構ございますため
売り切れになってしまう物もございますし
新しく入荷するものも色々ございます。
売り切れの際はご容赦くださいませ。
