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花ごよみブログ

花ごよみのオフィシャルブログです。

1年振りの新潟 松永兄貴と

2016-09-29 01:08:18 | 日記

 昨日9月27日は 日本伝統園芸協会の新シーズンの初セリがいつもの上野グリーンクラブで開催され

この日程に合わせ 久しぶりに新潟・高崎に泊まって松永ご兄弟とゆっくり過ごしたいと

予定を夏前から組んで 楽しみにしていました。

先ず25日は羽田経由で新潟松永兄貴のところへ行き 久しぶりの新潟宿泊を楽しみに

訪問させて頂きました。

兄貴は昨年よりもふっくらとして以前の様な雰囲気でずいぶんと元気になられ嬉しかったですね。

その中で 一生懸命に集めてこられたランを無理言って数点分けて頂きました。

透明感ある白柄で濃紺・葉先まん丸の先斑縞チャボ

白総散斑チャボ? 白手の地合に胡麻というか緑の点の散斑のような独特な雰囲気の良いランでした。

これとタイプの異なる胡麻斑で曙を交える超小型チャボ

幅広のチャボ系中透など昨年よりも遙かに多い点数を分けて頂きました。

そして昨年私から買って頂いていたチャボ素心 日月華 の綺麗な株の花付

まさかと思いましたがお聞きしたら 出してもよいとのことで纏めて頂きました。

宿泊はどこかホテルを とお願いしていたのですが

うちに泊まれと仰ってご厄介になりました。

翌日朝朝食を頂いて最終的にまたランを見て追加し荷造りし兄貴宅をあとにして

高崎の松永寧氏のところに向かいましたが ずっと見送って頂いて後ろ髪を引かれる

思いでした。

私にとっては会って ホッと出来る大先輩ですので 一緒にいるときは

心が落ち着きます。

レンタカーで燕三条まで戻り高崎に向かうように新幹線の切符を指定に変えますが

1時間に1本のダイヤと知らず出た直後のため駅で約1時間待ち高崎行きに乗りました。

高崎に着きましたら松永寧氏が駅で待っていてくださって群馬松永蘭園さんにつれていって

頂きました。

ここでは数年前から懇願していた韓国の羅紗チャボの大源の看板木を半分に割り

頂く事が出来ました。

ほかにはやはり以前より欲しかった日本産の中透 百華宝の中木の株を分けて頂きました。

そのほかも少しわけて頂き ご自宅に上がらせて頂いて雑談し癒されました。

ふと見るとベンガルネコと言われたか見たことのないネコがいて直ぐに来てくれて

ずっとじゃれて遊んでくれました。すごく身体能力の高いネコでした。

荷作りし素晴らしい日本食の夕食をごちそうになりホテルに送っていただいて

翌朝 伝統園芸のセリの会場 上野グリーンクラブまでつれていって 頂きました。

園芸業界の厳しい昨今であり参加メンバーもかなり少なめであらあらと思いました。

当然 荷主はもっと少なくあっという間に終わるのかなと思いましたが

何が何が 春蘭それぞれが今まで以上に値段が弾み活況なのです。

ほんとうに荷主数名なのに3時半までかかりました。

最後まで良く声がかかりここ数年ではかなり良かったのではないかと思います。

このセリが終わり 松永寧氏と別れ1泊し帰りました。

このいセリを見た一部業者は春蘭の活況を知らず かなり驚いていました。

明るくなるのは良い事です。

お会いしたい大先輩お二人と会う事が出来た とても楽しい出張でした。

ほんとうに色々な物をまた買いつけて来ましたので

秋の蘭展の商品がまた楽しくなりました。

さすがに眠さ最大級になりましたので休ませて頂きます。

起きたら新しい春蘭の色々を植え込み美しく仕上げたいと思います。

 

 


訪韓Vol、2

2016-09-24 03:19:30 | 日記

この秋一の訪韓のメインは夏までに購入した

韓国春蘭の逸品・一品色々を購入していましたが5月頃から持ち帰りをやめて

預けておきました。

高価な物ほど傷みが出る可能性が高いので ここ数年は預ける場合が多くなりました。

慌てて持ち帰って商いするとミスが多発しますから

用心に超したことはありません。

正規輸入ですので蒸れないように大きめの箱で通関するようにしています。

また楽しみが増えました。


この秋初の韓国出張から帰りました。

2016-09-24 02:57:58 | 日記

 みなさま いつもありがとうございます。

今年は残暑が長びきましたので

韓国へ行っても春蘭を抜きあげて持ち帰る事が出来るか心配していましたが

やはり暦は暦ですね。

日中は未だ暑いものの夜は格段に過ごしやすくなりました。

しかしその前に訪韓直前に緊張したのは20日のソウル便出発の時間頃に

台風が上陸?というタイミングでした。

飛行機は飛ぶのか?ホテルはどうなるのか?分からないことづくしで出掛ける朝5時過ぎまで

とても緊張しましたが運良くすこし南に進んだため空港の道中も雨が途中まで良く降ったぐらいで

後半は小雨から上がって来ました。

飛行機も若干の遅れが出ただけでほぼ定刻にソウルへ到着しました。

到着後に立ち寄ったお店で風蘭の羆の縞(羆を生む縞の個体・別名 羆錦とか五十鈴川)からの

 

※以前 確か自然と野生ランだったか派手目で間口のある親の株元に

羆の子2本付の画像が出たことがあります。

 

ほぼ青い子を2作程度栽培した物を見せてくれましたが

なんと完全な紺複輪に仕上がってきています。

流石に中の色は未だ未だあまいのですが立ちは結構冴えてくれそうな雰囲気で

こんなパターンは初めて見ました。

中の色が抜ければ完全な羆です。

根もルビーとまではいきませんがルビーえお感じる桃と泥混じりな色合いで

国産の苔で植えると根の色と葉の柄の色合いがもっと綺麗になってくれそうな気がしました。

もともと黒で50万円程度が相場の品種でこの業者が日本の有名な業者から

買って帰っていたものですので余り安くはありませんでしたが無理言って購入しました。

1ヶ月後の変化?があるのか無いのかワクワクします。

売ってもらえて良かったです!

 

 


台風前の豪雨でした。

2016-09-19 01:36:27 | 日記

 みなさま いつも ありがとうございます。

この時期の豪雨は緊張します。

ところによりかなりの被害が出ておりますが皆様のところは大丈夫でしょうか?

もっとも最初から柄物の勉強をさせて頂いた地元のお客様をこの秋1番で訪問しました。

もともと春蘭の作の素晴らしい方で いつも気に入った物をご無理申し上げて分けて頂いています。

しかし今年は雨だけに限らず 広島地方はお盆明けから旧市内の最高温度が37℃~38℃でして

今年に限ってですが2階ベランダの作場は45℃程度が2週間以上続いたらしいです。

流石に熱のダメージと 想像ですが水切れ(おそらく今まで以上の乾きに対応出来ていなかったかも)も

合わせてダメージを与えてしまい傷んだり枯れたりと 今までで1番傷みが多くてビックリしました。

カープと同じように地元復興の為には先ず地元愛好家の方々のお棚が豊になる事からだと

考えておりますので 激しい気候でも安定した作がかかるような栽培方法をもっと研究し

結果を出せるように取り組んで参ります。

おのお客さまの訪問から2日目に恐ろしいほどの雨で どこか被害が無いだろうかと

ハラハラしました。

何処も被害が出ないよう願って居ります。

 

PS 

数年前に素晴らしい芸の富貴蘭 霊峰を栽培されていて 余りに美しいので

ご無理申し上げてお分け頂いたお客様に うちの霊峰を作り直して頂いていたものが

戻って参りました。

これなら本物といえる素晴らしい本芸の美しい株に仕上がっており

これなら霊峰の魅力をお伝えできると確信しました。

本当に素晴らしい霊峰です。

霊峰は生い立ちから雲悪く・・・・・

本物を見せ物にして似た紛い物を関東方面のある方がかなりの数販売したため

偽物が本物のようになってしまい本物の魅力が伝わる前に

グレード低い紛い物が本物として理解されてしまいました。

このため本当の美しさは未だ未だご存じない方が多いだろうと思います。

ようやく少し魅力をお伝えできる美しい物が入り秋の上野の総合展が楽しみになりました。


にっぽんの伝統園芸Vol.2・園芸JAPAN 10月号の発売開始

2016-09-15 17:14:03 | 新着情報

みなさま いつもありがとうございます。

お陰様で広島は真っ赤に盛り上がっており やはり明るく元気な街が良いですね。

アイデアと情熱で色々と切り開いて行けるんだと改めて学習しました。

都会とは比較にならない力のない一地方からでも全国版で真っ向勝負が出来るのは痛快です。

誰にでも可能性やチャンスがあることに改めて自信を持ちました。

怒られるかも知れませんが蘭でも同じようなことだと思っております。

だから蘭界も面白いです。

 

蘭界もとうとう秋のニューシーズンに突入しました!

花ごよみ恒例の秋の蘭展の広告掲載の

園芸JAPAN10月号が販売開始されました。

お陰様で 花ごよみco.ltdも22年目の秋を迎えることが出来ました。

誠に有り難うございます。

新しい秋が来る度に開店当時を思い出します。

お陰様でほんの少しはお客様に楽しんで頂ける蘭を買付て御覧頂けるように

なって参りました。

中には日本で弊社のみの在庫もございます。

是非 22年目の花ごよみ秋の新シーズンを生で御覧くださいませ。

弊社秋の蘭展広告掲載!!

■■園芸JAPAN(自然と野生ランより進化201610月号■■

DM便(旧メール便)扱いのみ送料込み(コレクト(代引き)

・@ペイメント(カード決済)不可商品

 

続いて

 創刊時に予告がありましたが とうとう

にっぽんの伝統園芸Vol.2が発行されました。

 にっぽんの伝統園芸Vol.2■

DM便(旧メール便)扱いのみ送料込み(コレクト(代引き)・@ペイメント(カード決済)不可商品)

この伊藤若冲の表紙を見ると弊社コレクションの大きな古樂万年青鉢が直ぐに浮かびます。

表が鶏のつがいで背面がウサギのつがいなのですが この力強い眼力の描き方が

よく似ていてドキッとします。

蘭科植物だけではなくいわゆる古典園芸と言われる世界のものを取り上げており

恥ずかしながら私 森岡も春蘭マイスターとして紹介して頂いて居ります。

この世界の発展の為是非ともお買い求めくださいませ。

1冊2500円(税・DM便に限り送料込み)で賜ります。 

 

 

 


やりました!

2016-09-11 02:02:38 | 日記

 みなさま いつもありがとうございます。

9月10日は刺激的な1日になりました。

広島の話でごめんなさい!

とうとうカープがやってくれました。

夕方からのご来客が続きまして途中からテレビ中継を見る事が出来ませんでしたが

最後の1投には間に合いました。

地元はかなり盛り上がってますので結構グッとこみ上げる物がありました。

結構余韻に浸りました。

その後

夜中もお電話の商談が続きお陰様でよいお取引が決まりました。

最後の最後まで良い事が続いた素晴らしい1日です。

誠に有り難うございました。

 


今日の黄金宝冠と広告掲載の子供

2016-09-10 15:50:28 | 日記

 みなさま いつもありがとうございます。

ご存じの通り広島は赤く盛り上がっております。

弱小の地方球団が全国版のニュースにあがるようになり驚きの毎日です。

さほど反応しない私のようなものでも9月6日からソワソワしており

今日はドキドキで過ごさせて頂いて居ります。

大きなものへも恐れず諦めずチャレンジし続ける事の偉大さを感じます。

蘭も同じように蘭界の夢を繋ぐためには恐れず諦めずにチャレンジし続けることだな~と

自分に言い聞かせて途中でNOと言わないよう最後まで取り組んで行こうと勇気づけられています。

手前味噌な話で申し訳ございません。

 

 先日upさせて頂いた風蘭・玉金剛ルビー根牡丹芸■黄金宝冠■の画像がいまいち気に入らず

今日新たに撮影してみました。

そして広告掲載の子供の株も画像をup致します。

こんな感じで大きなサイズで仕上がりつつあり棚でも存在感を出しております。

これが同じ黄金宝冠の特価販売品です。

調子が悪かったのですがようやく元気になり始めタチで忘れていた牡丹芸を見せてくれて

います。

破格の1点限りの販売品ですのでお早めに御検討くださいませ。

 


新シーズン初のオンラインショップ春蘭をUP

2016-09-05 16:16:08 | 新着情報

 たったの1点でございますが好況で賑わう春蘭の商品をupさせて頂きました。

 

人気の玉山です。

この蘭はユニークな成長をしてくれましてご購入される方に有利な出来ですので

お勧め致します。

この冬に古木に小さな新木付で入れて1作致しました。

古木は全て落葉し芋になりトチ(古芋)2連付となっています。

春先に小さかった新木の芯から新木が出て来て変則的ですが7枚葉になったお陰で

バルブが大きくなって来ましたので次の芽が大きくなる可能性が非常に高くなりました。

しかし1本は1本ですのでお買い得な商品となりました。

 

 


今日から春蘭出荷スタートしました。

2016-09-05 14:00:07 | 日記

 みなさま いつも ありがとうございます。

UPをせんからな!とあちこちで怒られてます・・・・・・・申し訳ございません。

言い訳のようですが ほんとうに仕事の形が変わりつつあるのかも知れません。

先ず今日は新シーズン初の春蘭の出荷日となりました。

お取引自体は既にスタートしておりますが春蘭の荷作り発送はほんとうに久しぶりでした。

今日はお天気のスケジュールを見ながら今日の出荷を決めました。

この荷作りをする前に棚のチェックをしていて ずっと”だめだろうな・だめだろうな。”と

ガッカリして諦めつつも結構な出費でしたので中々あきらめが付かずに今日に至りました。

これは昨今 青から縞が出た!と韓国で大騒ぎになった

韓国春蘭の極幅広羅紗中透の最高品種■太皇■の青です。

ご注文を頂きまして探しましたが韓国で購入が難しくて出来ませんで

国内の愛倍者さんにご無理申し上げ

新木を5月1日にカットさせて頂いた時の画像です。

これから一定期間様子を見て変化が無ければご納品させて頂こうと

先様にご案内させて頂いて

ご納期になり見ましたら葉が完全にしわしわになっていて”ショック”を受けました。

これでは駄目だと先様にご連絡させて頂き現状をご説明させて頂いて

この状態でご納品は出来ない事をお伝えしお取引をキャンセルさせて頂きました。

 

それからペットボトルを半分に切り底に穴を開けて

保湿し葉のスボリを直そうとあれこれ取り組みました。

その後 葉の皺が取れて"やったー!”と ぬか喜びしたこともあったのですが

どこからどう見てもやはりしわしわでスボリ気味です。

ただ葉が枯れずに緑色だけ残ってますので 何故かな?と思いつつ

流石に今日処分しようと鉢を手に取り最近枯れた止葉をさわると直ぐに抜けて

接続部は黒くなり既に離れていました

”うわーーーやっぱり枯れとるわ!”と残り2枚の葉をさわると同じように

するっと取れました!

”は~~~~~駄目だった!”とドキドキしながら

厚く敷いた苔を取り除き 捨てようとしましたら

"何と!!! 芽が!!!”

いやービックリしました!!

流石に親葉の枯れた古木吹き状態なので 

この芽が伸び上がるかどうかは

五分五分ですが

生きようと一生懸命な この太皇の青を見て

元気づけられました。

時間をかけやっと諦めた矢先に こんな芽が

出てくれていたとは!!

地元のTVCMでありますが

"広島県民は 

お好み焼きをひっくり返すようにピンチをひっくり返します。”

とか

野球をかけたものだったと思いますが

この蘭もまさにその通りを見せて暮れた蘭でした。

最後まで諦めるな!と蘭が教えてくれました。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

MAHALO!