昨日9月27日は 日本伝統園芸協会の新シーズンの初セリがいつもの上野グリーンクラブで開催され
この日程に合わせ 久しぶりに新潟・高崎に泊まって松永ご兄弟とゆっくり過ごしたいと
予定を夏前から組んで 楽しみにしていました。
先ず25日は羽田経由で新潟松永兄貴のところへ行き 久しぶりの新潟宿泊を楽しみに
訪問させて頂きました。
兄貴は昨年よりもふっくらとして以前の様な雰囲気でずいぶんと元気になられ嬉しかったですね。
その中で 一生懸命に集めてこられたランを無理言って数点分けて頂きました。
透明感ある白柄で濃紺・葉先まん丸の先斑縞チャボ
白総散斑チャボ? 白手の地合に胡麻というか緑の点の散斑のような独特な雰囲気の良いランでした。
これとタイプの異なる胡麻斑で曙を交える超小型チャボ
幅広のチャボ系中透など昨年よりも遙かに多い点数を分けて頂きました。
そして昨年私から買って頂いていたチャボ素心 日月華 の綺麗な株の花付
まさかと思いましたがお聞きしたら 出してもよいとのことで纏めて頂きました。
宿泊はどこかホテルを とお願いしていたのですが
うちに泊まれと仰ってご厄介になりました。
翌日朝朝食を頂いて最終的にまたランを見て追加し荷造りし兄貴宅をあとにして
高崎の松永寧氏のところに向かいましたが ずっと見送って頂いて後ろ髪を引かれる
思いでした。
私にとっては会って ホッと出来る大先輩ですので 一緒にいるときは
心が落ち着きます。
レンタカーで燕三条まで戻り高崎に向かうように新幹線の切符を指定に変えますが
1時間に1本のダイヤと知らず出た直後のため駅で約1時間待ち高崎行きに乗りました。
高崎に着きましたら松永寧氏が駅で待っていてくださって群馬松永蘭園さんにつれていって
頂きました。
ここでは数年前から懇願していた韓国の羅紗チャボの大源の看板木を半分に割り
頂く事が出来ました。
ほかにはやはり以前より欲しかった日本産の中透 百華宝の中木の株を分けて頂きました。
そのほかも少しわけて頂き ご自宅に上がらせて頂いて雑談し癒されました。
ふと見るとベンガルネコと言われたか見たことのないネコがいて直ぐに来てくれて
ずっとじゃれて遊んでくれました。すごく身体能力の高いネコでした。
荷作りし素晴らしい日本食の夕食をごちそうになりホテルに送っていただいて
翌朝 伝統園芸のセリの会場 上野グリーンクラブまでつれていって 頂きました。
園芸業界の厳しい昨今であり参加メンバーもかなり少なめであらあらと思いました。
当然 荷主はもっと少なくあっという間に終わるのかなと思いましたが
何が何が 春蘭それぞれが今まで以上に値段が弾み活況なのです。
ほんとうに荷主数名なのに3時半までかかりました。
最後まで良く声がかかりここ数年ではかなり良かったのではないかと思います。
このセリが終わり 松永寧氏と別れ1泊し帰りました。
このいセリを見た一部業者は春蘭の活況を知らず かなり驚いていました。
明るくなるのは良い事です。
お会いしたい大先輩お二人と会う事が出来た とても楽しい出張でした。
ほんとうに色々な物をまた買いつけて来ましたので
秋の蘭展の商品がまた楽しくなりました。
さすがに眠さ最大級になりましたので休ませて頂きます。
起きたら新しい春蘭の色々を植え込み美しく仕上げたいと思います。