らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

2016年05月10日 22時39分22秒 | 日記
 
今さら花粉症の毎日
 寒いんだか暑いんだか昨日は気温差20℃。朝は寒くて暖房を入れたが昼には夏日になって半袖に着替える事に。これだもの体調渦すわ。DNAの「ノリ」が余計な事を...
 

 映画を観てきた。シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」。
先日観た「バットマンVSスーパーマン」
そうだったが、最近のアメリカのヒーロー物は視点が変わってしまった。
まあ、既存のリニューアルでは対応が出来なくなってきてるのだろう。以前は絶対語られる事のなかった被害者の視点が入ってきている。 

 

さて、1年前の記事にもある通り、今年も花粉症がハンパない。これは年々悪化していくのか?田舎モンのオレが花粉症とはなあ。
目がかゆくて鼻水が止まらんッッ。その原因である見渡すと杉ばっかりの国道沿いの風景を見ながら映画を観に行ってきた

しかし、行く都度寂れっぷりがハンパないのはどうにもならんのだなあ。
映画は毎月一度ぐらいのペースで観に行くようにしているのだが、それでも前回に比べると寂れてるってのはどうしたものか。
GW明けの平日とはいえ受付に人がいなかったよ。黙って入ってもわからなかったんじゃないか?まあそういう人は田舎にはいないと思うけど。

一回の遊具コーナーが閉鎖されていた。前回来た時は営業していたが、4月のリニューアルの時に閉鎖したのだろうな。
もはや新しくオープンするなど無いのかも知れない。そして新しくできるのは何も無いセブンイレブンだけだ。
わが町のセブンイレブンには心底がっかりした。こんなコンビニなど全く無用だ。何も置いて無いセブンイレブンは店が無いのと一緒だ。 
中央資本の店にはジャスコもそうだがユニクロもTSUTAYAもセブンイレブンもニトリもケーズデンキもヤマダ電機もカッパも吉牛もガストもこの映画館も
みんな同じ空気を感じる。新鮮な空気じゃない。どんより淀んだたそがれた空気感だ。それは結局この地方経済を映す鏡なのだろうなあ。

さて、映画「シビル・ウォー」(内戦という意味)だが なかなか見応えがあった。先日観た「バットマンVSスーパーマン」も悪くはなかったが、
最後の方がイマイチだった。強敵のバケモノが一気にリアリティを失わせてくれて興ざめだった。まあスーパーマンは前作もそういう感じだったけどね。
一方こちらのキャプテンアメリカは前作よりも出来が良いと感じた。
10人以上のヒーローが激突するのだが、ちゃんとそれぞれの持ち味がうまく生かされている。内戦という話なので強力な敵は現れないが、
それぞれのヒーローの組み合わせの戦い方がうまく表現されていて飽きさせない。
まあ、? な部分はあることはあったが、今時のハリウッドの特撮ものにしては上出来と言わざるを得まい。
何しろ映画館を出た途端に中身をすっかり忘れてしまってる場合がままあったからね。

気になったのは先日の「バットマンVSスーパーマン」もそうだったが、今までは語られることのなかったヒーローの戦闘の被害者 の視点が大きくクローズアップされてきている点
何度もリニューアルしてる話だからネタが切れてしまったのかも知れんが、こういう発想は今まではヒーローものにはなかった視点だ。
ウルトラマンが大暴れして怪獣を倒して満足げに去って行った後、オイオイこの怪獣の死骸の後始末は誰がするんだよ、みたいな現実的なノリだ。
そういう話は面白本のネタとして取り上げられることもあったが、最近はこういう現実的な設定になってきてるようだ。

オレが勝手に思うに、やはりテロとの戦いが影響してるのかなと。アメリカにとってのテロの脅威は我々日本人が考えるよりもはるかに現実問題だ。
テロリストを悪と決めつけていくら叩いても一向にテロは消えない。どころか負の連鎖が帰って増幅していく。
良かれと思ってした事が見方を変えると悪にもなる。テロリストにも家族はいるのだ。
テロリスト攻撃の空爆で無関係の善良な市民が巻き添えを食う。そして善良な市民の中から憎悪に満ちた新たなテロリストが生まれる
スーパーマンが大暴れして多くの人が犠牲になるという現実的な発想だが、今までは、それを言っちゃあおしまいよ、だった。
観る側もそんな生っぽい話なんか聞きたくない、という感じだったと思うが、社会の価値観は変わっていくのだな。

しかし、ヒーローが必要ないと言うのは社会が安定して来たからなのかね?暴れて被害を出すだけのヒーローなどいらない、ということなんだが
ならばいったい誰が世界を守ることになるのか。まさかアメリカ軍万歳というわけでもあるまい?
ネタ切れのひねりの一つなのだろうが、そういう映画ばっかりになってもらってもなあ。
荒唐無稽なヒーローものに社会正義の倫理観というか現実の縛りを貸しても如何なものかとも思うが。
まあアメリカ人がこういう小難しい縛りをいつまでも面白がるとも思えん。すぐにまた問答無用の大暴れに戻るのかも知れん。

予告で12月公開予定のスターウォーズの番外エピソードを描いた「ローグ・ワン」 を紹介していたが、もう映画は出来上がっているんだね。
今回のキャプテンアメリカもそうだが、これだけの映画をハリウッドは1年ぐらいで作ってしまうのだな。
そして映像技術が上がるにつれ映像はリアルになっていく。やはりデジタルの最終形はアナログなのだなと痛感する。 
迫力のあるシーンは結局生身の殴り合いだったりする。そういうシーンを最新のデジタル技術で映像化していく。

今回一番感心したシーンはキャプテンがビルの窓から飛び降りてそのまま地上に降りて走って行くところ。
その一連がシームレス(つなぎ目無し)のカットで実にリアルだった。いや、ありえないんだが、CGではなかった感じだ。
何しろアクションシーンが早い。動きもそうだがカット割りが早い上に短い。今時の映画はワンシーンが実に短い。
何をやってるのかサッパリなぐらいに早い。これを字幕で観た人はご愁傷様だ
字幕を読んでる間に場面が次々変わって行ってしまって楽しめなかっただろうに。 
もういい加減字幕スーパーの上映など止めたらどうなんだろうね。字幕で観る人いるか?いや、そりゃいるだろうけど。 楽しめないだろうに。字幕では。
ならば両方やってくれたらいいのかもしれんが 、この入りではなあ。今日もほぼ貸切でしたよ。

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