らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

梅雨

2013年07月10日 05時38分24秒 | 日記・エッセイ・コラム
チビチビ改めギャギャ(ギャーギャーウルサいので)の泥だらけの足。雨で濡れた庭を走り回ってこの泥だらけのまま家の中に飛び込んで来る。実にアメリカンだ。アメリカンも掃除が大変。家の中泥だらけ。住んでる我々も泥だらけの様で着てる物を洗うと有り得ないぐらいに洗濯機の水がドロドロになる。むう、、、。

1307110002

最近雨ばっかり降ってる感じがするが、日記を見返すとまだせいぜい一週間だった。もうずいぶんと長いこと梅雨空が続いてた気がしたが。それまでのカラカラ天気をすっかり忘れている。

まだ一週間とは言えカラカラに乾いた庭の植物、特に雑草には慈雨だっただろう。あっという間に庭は雑草だらけになってしまった。この雑草駆除がまた一苦労になる。歩道脇の植え込みの雑草はあっという間にデカくなって人の背丈ほどにも伸びた。最近はタムタムの高齢化を考えて、と言うか単にオレが無精なだけだが、河川敷の散歩をしなくなった。たまに車の中から見かける河川敷の様子は無惨なものになってしまった。どういうわけかタムタムは河川敷に行きたがらない。イヤな思い出があるらしい。まあ行ってもせいぜいダニを付けて来るぐらいでロクな事も無いが。

彼らは何か怖い想いをしたりイヤな事があるといつまでも覚えていてその場所へ行きたがらなくなる。散歩コースの途中のコンビニ近くを歩いてる時に大きな音がした事がある。タイヤがパンクした様な音だ。タムタムは腰をぬかしそうに驚いた。それからしばらく、数年単位のしばらくの間、彼はそのコンビニの前を通るのを嫌がっていた。また大きな音がするのではないかと思ってるワケだ。

河川敷に行きたがらないのもおそらく何かあったのだな。オレは忘れてしまったがタムタムはずっと覚えているのだろう。その河川敷はあっという間に雑草だらけになる。一時はまるで森の様になっていたが、少しは整備したのかな。子供の頃は毎年の様にブルが何台も入って何やら工事をしていたが。そのおかげで川から魚が消えてしまった。ブラックバスでも釣れたらどんなに楽しい事だろう。夏はドブになる。毎年懲りずに鮭の稚魚を放してる様だが鮭も災難だ。

砂漠化が進む中国に植林事業をやっていたジャスコはまだやってるのだろうか。とってつけた慈善事業やるぐらいならもっと従業員を大事に扱えと思うんだが。あの情けない品揃えは何だ。一体。ウチの町のジャスコなんかもういつ撤退するのかと戦々恐々だよ。さんざん地元商店街を叩き潰して最後は自分が撤退するなんて事があったら目も当てられん。

ところで、そもそも中国に植林して何がどうなるというのだ?黄砂の飛散を防ごうとでも思ってる、、、わけねえよな。内陸部の砂漠化を食い止めようと思ってるのなら無駄だ。金をドブに捨ててる様なものだ。中国の砂漠化を止める手だては無い。やがて北京は砂漠に飲み込まれる。時間の問題だ。雨が降らないのだからもうどうしようもない。植物を植えても気候は変えられない。

情けない話だが、最初中国の砂漠化の話を聞いた時にオレはそんな事簡単に対処出来るだろうと思っていた。農薬でも死なない強力な雑草を撒けば良いだろう、と。あっという間に庭に広がる雑草。いくら除草剤をまいても根絶やしに出来ない。歩道の植え込みの雑草はあっという間に人の背丈ほども伸びる。農薬をいくら改良してもすぐに抗体を持った雑草が生まれるらしい。農薬では雑草を駆除出来ないのだ。まあ、都合良く雑草だけ駆除しようというのが無理スジなんだけどね。

だからそういうの撒いておけばあっという間に緑の大地に、、、ならないんだよな。それは日本の話で中国ではペンペン草も生えないのだ。カラカラに乾燥してるから。いかに雑草とは言え水分無しで育つ事は出来ない。中国内陸部はまったく雨が降らないのだな。だから雑草すら生えない。まして植林などやるだけ無駄。どうせすぐに地元の連中が切り倒して薪か何かにしてしまってるだろう。

大気は西から東に移動する。中国に砂漠化を解決するには大気の流れを変えるしか無い。それは無理。土木工事で何とかなる話じゃない。長い年月をかけて地殻変動とかが起きない限りは変わらない。やがてインドはユーラシア大陸の中にめり込んでしまうらしいが、そういう気の遠くなる様な長い時間をかけて作り出された気象条件を気を少し植えたぐらいでは何ともしようがない。

中国大陸の乾いた西風は日本海でタップリと水蒸気を吸って今度は日本にドサーッと落としていく。この細い日本列島ですら冬の雪は山を越えられずに太平洋側にはほとんど降る事は無い。台風の時に、進路にもよるが、太平洋側を通る時には日本海側には大きな影響は出ない。今度は逆に山に阻まれて日本海側まで雨雲が到達しない。

日本ですらそうなのにあの広大な中国大陸。内陸部にたくさんの雨が降る事など有り得ない。アメリカでは西海岸のロッキー山脈が邪魔して内陸部にまったく雨が降らない。あのロッキー山脈も地殻変動で出来たものだ。ロッキー山脈が出来る前は内陸部にも雨が降っていただろう。やがて日本とアメリカ大陸はくっ付くらしいが。そうなると巨大な大陸が出現する。日本は両大陸にはさまれて隆起するのか沈み込むのか。おそらく、小松左京の日本沈没の様にプレートの中に引きずり込まれて消えて無くなるのかな。

ともかく人類の歴史の数千年程度では状況が激変する事は無いだろうから中国は砂漠化が進む。それによって日本は黄砂などの被害に悩まされることになるワケだな。

庭に生える忌々しい雑草を見ながらそんな事を考えていた。この豊富な水資源を使って農業に力を入れるのもいいかも知れない。どうもマスゴミの話を聞いてると連中は日本の農家がいかに高水準の農作物を作り出してるかまったく判っていない様だ。まあフクイチがあれではいかに高水準の農産物を作り出そうと世界がそれを買うとは思えないが。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チビチビ | トップ | 今どきの家電 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事