らむ茶の独り言

ロックとノンアルコールビールと田舎暮らしを愛するガーディニング野郎の勝手な独り言。

通信教育2

2007年04月23日 07時12分59秒 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は通信教育のことを書いたが、我が身を振り返ってみると、最近は無いが以前は結構色んなものに手を出していたのを思い出した。で、全部途中で投げ出している。始めてみたら思ったよりも遥かに奥が深いということが分かって、長続きしなかった。もっと簡単だと思って始めたのに、こんなに大変なのかと。他の人が簡単そうにやってるのを見ると、自分も出来そうな気がするのだがそうは甘くない。

思うに、「長く続けられる」と言う事が「才能」ではないか、という結論に達した。あるレベルまでは費やした時間に成果が比例して現れる、というのがだいたいの傾向で、まれに同じ時間を使っても他人よりも上達する人がいる。そいつらの中からいわゆる「プロ」が出てくる。これはスポーツ、音楽、学問、すべてに言える事だろう。昔は、要するに何も分からん若造の頃だが、自分にもその才能があるんじゃないかと勘違いしてしまうわけだ。

テレビでビートたけしが言っていたが、趣味ってモノになるまで10年かかるんだよな、と。ナルホド、こういう人でもそうなんだなーと思ったわけだが、普通10年も続けられないよなあ。俺の趣味は楽器を演奏する事なんだけど、確かにギターは10年以上弾いてるね。で、プロレベルかと言うととんでもない話で、いまだに思い通りに弾けないもどかしさを痛感する毎日だもんなあ。昔、プロ崩れの人から聞いた話で、1~2年間集中的に練習してあるレベル以上になれなかったら、いわゆるプロのレベルということだが、あきらめた方が良いという話だった。才能が無いということらしい。コレは他の事全般に言える様だ。趣味は10年かかるが、それでプロにはなれない。趣味はあくまで趣味という事なんだろう。

通信教育ではそういうことはおくびにも出さない。当たり前。そんな事いったら誰も始めない。だから、誰でも簡単に始められて、すぐにマスターできますよ、と甘い言葉が並ぶわけだ。最近話題に出たノバ。これも昔、会社で金半分出すから受講しろという話が出て、マジメな社員は結構やってたね。後輩に海外生活が長い奴がいて、そいつもノバに行ってたが、彼に言わせると全く役に立たんという事だった。アイサツ程度の英会話ならいいが、ビジネスで使えるレベルの英会話を期待しても無駄、というのが実際にノバに行った彼の結論だった。講師と呼ばれる連中が、実は教える事にはド素人で、英語を話せるというだけで日本に来てる「ただの外人」だからだ。日本人は全員日本語を話せるが、じゃあ誰でもアメリカ行って日本語を外人にうまく教えられるか。バカ高いノバの授業料払うぐらいならNHKのラジオ講座の方やって、1~2ヶ月で飽きてやめた方が実害が少なくて良いんじゃないか?

コメント
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