LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

3.11

2012-11-24 00:00:00 | サイキックの眼

     

3.11
  

2009年01月25日 宮城・松島にて撮影


2011年3月11日
この日の朝8時頃、僕は奈良の自室マンションのベランダから、いつものように生駒山と、霞む雲の流れを眺めていました。
毎日眺めてきた普段の雲の流れ方がいつもと何かちがう。
今まで見たことがない。
この時既に、何か胸騒ぎは始まっていました。
なんだろうか?と、深く溜息をつき、ベランダから部屋の方へ戻ろうとした瞬間、ピカッっと空全体が光るのを見た。

そして午後2時46分
奈良でも大きく揺れ始め、今朝の現象は予兆だったことを知りました。
 

大震災発生の2年前にさかのぼること、僕は宮城県仙台市で出張のカウンセリングをおこなっておりました。
僕はこの時、カウンセリング希望者の方々に個人鑑定以外に大事なことをお伝えしていました。

「いつの日か、東北太平洋側沿岸部の土地は海に沈む」

この時、僕のサイキックの感覚は、このような未来を言葉にしていました。
皆さん 「それっていつですか?」 と半信半疑に聞かれる。
正直僕も 「何万年後か?100年後か・・もしかしたら明日かも知れない」 と、その場はそう応える他はなかった。

僕は、個人の鑑定以外にも、どの土地でも過去と未来の時間の流れを読み取ることもあります。
他にもまだ・・未来に起こることとして、読み取れていることはあります。 
これをどうしたものか・・、自分の中から溢れてくる情報。
一人の肉体と精神で抱えるには、あまりにも怖く耐えられないことが多く、考え悩み続けてきました。 
未来におこるであろう様々な出来事、それを防ぎ、避けられるとすならば、どのようにすればいいのか?。
かといって…予言めいたことを公言出来るわけもなく。
ただ未来におきるであろう現実を待つ以外どうすることも出来なかった。


仙台訪問時の帰り、僕は仙台港から名古屋港までフェリーを利用した。
乗船中なぜか落ち着かず、不安で仕方がなく、寝つけない状態だった。
陽が落ちて、夜の洋上を航行するフェリーの甲板にあがると、
遠くに見えた海岸沖に灯る街の夜景が、
どうしようもなく・・苦しかった。

  

 サイキックの眼  山本 コージ


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