ソンナ・コンナ・パンダ
この地球上で生きている動植物や、肉眼で確認しづらい生き物まで、すべて食物連鎖で成り立っている。
その中で動植物達は、生き残る為なのか？或いは大いなる輪廻のさだめなのか？各々多才な生きるすべを持っている。
角のある動物、毒を持つ植物、エトセトラ・・・。
そして興味深くユニークなのは、花カマキリのような「擬態」する生物。
正々堂々とぶつかりあって生き抜くのもあれば、もう騙し騙し生きる道を選ぶのもあるのだな・・と、感心してしまう。
そんな食物連鎖の膨大な進化の中、生き抜く為、未来をいちばん賢く見据えた動物がいる。
食物連鎖の王者「人間」という天敵に勝つすべを身に着け進化した動物。
それは 『パンダ』
あの容姿。
どんな生き物にも、その姿かたちには、なにかしら意味を見いだせるものです。
なにが言いたいかというと、動物達の天敵に対する武器等には、相手の心理をついたものが多いということ。
つまり、表情がよく見えない白と黒のあの塗り分けと、ノンキで無力を装った仕草。
そして人間と奪いあう必要のない笹を食べる 。
そんな 『パンダ』
人間という動物の心理をすべて知りつくし、どんな生物学者も数学者も心理学者もはじき出せない計算しつくされた、対人間の為の最高の進化。
例えば・・獲物を狙う鋭い目、強さを強調する容姿、そして人間の好きな食べ物を奪う動物は、害敵とみなされ有無も言わさず即射殺・・・。
地球でいちばんの世渡り上手
食物連鎖の真の王者？
そんなこんな 『パンダ』 のお話しでした。
サイキックの眼 山本 コージ
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