LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

親の未解決、子に繰り越し。

2014-05-13 07:21:45 | サイキックの眼

          
                     
親の未解決、子に繰り越し。
         
          
いきなりヘビィなタイトルです。
運があるとか無いとか・・、占いがどうとか。
それが上手くいったとしても・・・。
それでもなんとか頑張ってきたとしても・・・。
神頼みや・・お薬や健康食品をガブ飲みしても、どうすることも出来ない人生の作業が、目の前に表れてきます。
          
それが、親という存在の未解決問題です。
         
例えば・・親がスポーツマンで、スコアを伸ばす努力を最大限にまでして、できうる事をし尽くし、自己最高スコアを握る努力をしたならば。その子供は親のその努力を受け継ぎ、親を乗り越える人生で苦悩し・・更にスコアを上げる。
       
つまり、親から子への。
『「解決の繰り越し」と「未解決の繰り越し」の違い』
      
もっと厳密に言い直すと。
『「問題に取り組む姿勢がある親から得る、子への姿勢の繰り越し」と
  「問題を無視し続ける親から得てしまう、子への未解決問題繰り越し」』
の違いです。
      
親は親。子は子。
「子は親を真似ずに、別の道を歩いてほしい。」・・なんて言うのを思ってしまうことが多いのでしょうが、そうはなりません。
なぜならば、親の成長が→子の成長に反映するからです。
      
(※親子の反映の話しは・・何億ページ書いても書き切れない量なので、ゴ~ッソリと割愛させて戴きます。)
            
人間の苦しさとは、真実ではないコトに対して起こるのだと思います。
         
嘘ばかりで塗り固めた家族関係。
嘘ばかりで塗り固めた国政等。
嘘ばかりで塗り固めた情報等。
         
息苦しくなり・・イライラして発狂したくなるでしょう?。
もしイライラしない人がいたならば、その人は既に自己を失っている状態です。
         
何故、嘘ばかりで塗り固めるのか?。
深くて大きな規模の話しですが・・簡潔に言うと 、問題を見たくないのです。
問題に直視できず無視し続けたいのです。
或いは問題を直視すれば、社会生活が成り立たないからでしょう。
         
               ◇◇◇
         
親  「なんでお前は嘘ばかりつくんだ!」
子 「だってお父さんお母さんだって嘘ついてんじゃないかぁ!」
      
これを言ってはおしまいです・・よね?笑。
きっとみんな経験してます。
    
いいえ。或いは。
      
親 「ははは。  ・・・・・。 」
子 「(ムカッ!) ・・・フンッ!怒」
      
こっちのほうが正しい。
なぜなら、日常のすべてが嘘ばかりで・・笑うしかないのです。
それに対して子供は言いようのない苛立ちを感じるも、ゆくゆくは子供も成長につれ親の嘘を許してしまうようになる。
「嘘の遺伝」とも言うべきか。
         
           ◇◇◇
       
嘘だ!嘘だ!と並べ立てて言ってますが、なんやネン!?とお思いかもしれません。
嘘だってあっても構いません。
人間だモン、多少の嘘があってもええよね!笑。
でもそれは、真実が在って言えることです。
真実に取り組む姿勢が在って成り立つモノではないでしょうか?。
      
今回の記事のテーマ
『自分の真実に向き合う』が、より適切でしょう。
         
カウンセリングのご依頼に、様々な問題を携えてお越し下さる方にお伝えし続けてきたことがこれです。
『自分の真実と向き合う』
自分の真実を知り、受け入れ、そして乗り越え、解決し続ける。
         
難しいでしょう?。
みんな一番後回しにするんですよ。
誰だって簡単な問題?から着手しますものね。
      
なぜ難しいのでしょう。
      
それは、親の嘘を擁護し続けてしまうからです。
先祖代々に続く「真実」が見当たらないからです。
だから教科書内の歴史人物でも・・ご先祖サマでも・・なんでもかんでも美化しようとするのです。
人物美化しないと・・掴みどころがないのです。
聖徳太子から~最近の歴史では北朝鮮の書記長まで。
               
僕自身も「自分の真実と向き合う」作業をし続けています。
祖父(母方)の生前の真実(事実)の話しを伯父に話しかけたところ、伯父はしみじみにこう言いました。
「父親のことは悪くいいたくないんや・・」
生前の祖父は家庭から逃げ続けており、また別に家庭を作る人でした。
人間することなので・・孫の僕がそれが悪いと責め立てることは思いませんが、真実であることは間違いありません。
それを母親と兄弟達(伯父伯母8人)は、「父親は良い人だった」と口をそろえます。
僕はその母や母の兄弟達が言う言葉に何の説得力も感じません。
   
嘘なのです。
親子の問題を美化しないと・・体裁が悪いのでしょう。
「父親のことは悪く言いたくないんや・・」と言っていた伯父は、祖父と同じく他者との浮気が続く人なのです。
      
「親の未解決、子に繰り越し」です。
      
何故?親の真実を問わず・・美化してしまうのでしょう。
      
この答えも、書き連ねると何億ページにもなりますが・・超圧縮して絞り出します。
    
その答えは。
      
『それしかないからです』
      
『親から受け継ぐべきモノが嘘しかないからです』
『親から受け継ぐべきモノに良き真実が見当たらないからです』
      
親に良き真実があれば、子供は必ずそれを大事にし尊敬します。
親に嘘しか見当たらない場合は・・嘘にしがみついてでしか生きて行けないのです。
      
だから僕は、「自らの良き真実を大事にしてほしい」と思うのです。
         
それには先ず、あらゆる事実と嘘と向き合う時間と労力が必要になります。
僕のカウンセリングに続けてお越し下さっている方々は、その作業と適切に向き合っておられます。
      
真実や嘘と向き合う姿勢は、その周りの人の気持ちをも強くさせるのです。
カウンセリング依頼者さんの身近な成長と変化としては、「子供と徐々に会話が出来るようになった」と言われます。
      
なぜ会話がすら出来ない状況が在り、そこから会話が出来るようになれるのか?と言いますと。
親が(依頼者)真実と向き合う姿勢を持ったからです。
だから子供も、親という真実と向き合えるのです。
         
家族を美化し擁護し続けると、近々にも破綻するでしょう。
様々な現代病やアレルギー症状も、これが100%理由です。
会社でも国家でも宗教でも・・美化していたら破綻するでしょう?。
      
なぜならば、
『真実と向き合う姿勢とその結果』の方が上回っているからです。
         
ブログ・他記事内でも何度も言ってますが、これから親と子の殺傷事件が更に増えると思います。
子供は、親の嘘にウンザリなんです。
自分がノビノビ成長するには・・親を亡きものにしなければ・・と思うほどに感情をつのらせているのです。
逆に、親もノビノビ自由に生きる為には・・幼い子供を亡きものに。
      
みんな真実に戻りたいのでしょう・・・苦。
嘘の未解決問題にウンザリなんでしょう。
原発の汚染水タンクの状態と同じく。(失礼)
       
でも。
先ず、自分の真実を造り上げていかねばなりません。
自分が「真実」だと思えるものを積み重ねなければなりません。
      
嘘を越える所まで。
         
            
サイキック 山本 浩二
          
               
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