LOVE AND GLORY

-サイキックの眼-

オレオレ詐欺とは・・。

2013-05-13 08:03:17 | サイキックの眼

    
      
オレオレ詐欺とは・・。
    
      
2013年5月12日・・新名称が決定したそうな。
   
『母さん助けて詐欺』
   
新名称募集から選ばれた「最優秀作品」なのだそうです。
テレビのニュースによると、晴れやかなファンファーレと共にお披露目されていました。
にこやかな、お披露目式典のもようでした・・。
   
そもそも、最優秀作品・・ってナニ?!。
いったい誰の為に奏でたファンファーレと拍手喝采の式典なんだろう?。
詐欺集団の人の為なのか?。
もしそうなら、犯人をゲストに花束贈呈とかありそうな・・、そんな想像ができそうな祝典をまのあたりにしました。
「今日から犯人のあなたがたは、オレオレ詐欺犯ではなく、母さん助けて詐欺犯に改名されました。ここに賞状と盾を授与いたします」
      
或いは、既に詐欺被害にあった被害者の為?!。
「詐欺被害者代表の〇〇さんのご登場です!どうぞ。」
「新名称が決まりましたが・・今のお気持ちをお聞かせ下さい。」
「ウウウ・・・、感無量です。」   
そして最後に、犯人と被害者とが堅い握手でお互いを称え合って、お披露目祝賀会の幕を閉じるのです。
    
想像ですが、こんなカンジで如何でしょうか?。
んなアホな!笑。
      
↓しかし・・完全に楽しんでます。
         
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本題、オレオレ詐欺とは・・、ですが。
なぜこんな素っ頓狂なコトになるのか?。
「詐欺に気を付けてね~!!」
「今日から母さん助けて詐欺なんだよぉ~ん」
「エイエイオー!嬉笑」
なぜ?こんな調子になるのか。・・?。
    
それは、この国の制度。
国の国民に対する社会制度の基本が「オレオレ詐欺」と同様の状態だからなのです。
オレオレ詐欺・振り込め詐欺の要領は、もとは国の制度を真似て行った個人と集団の犯罪です。
なにも、この犯罪者のオリジナル犯罪ではありません。
あくまでも国の制度を真似ているのです。
国の制度を真似ているから騙されるのです。
    
お年寄りの被害者に限らず、日本人の多くは国の制度を信じきっています。
国の言われたことはすべて信じます。
払えと言われれば払うのです。
国に振り込みなさいと言われれば振り込むのです。
戦後からの高度成長期の時代は、誰もが未来へ進む国民運命共同体だったと思います。
国は正しい!国に間違いはない!。
敗戦を払拭するかのように生きてきた。
国を信じていれば大丈夫!。
これで生涯安泰・・。
    
お年寄りの世代の方々は・・もう何も疑うことなく生涯をまっとうされる。
ですが・・現在も、そしてこれから先、国の制度の辻褄の合わない綻びは後を絶たなくなるでしょう。
「オレオレ詐欺」や「振り込め詐欺」なんて、まだ子供。
言い方を変えれば、国制度が親だとすると、その親が産んだ子供が「オレオレ詐欺・振り込め詐欺」ということなのです。
この詐欺のスタイルのもとは、国の制度です。
    
「わたしは国の制度に関わる者ですが、あなたは今スグ銀行に行って振り込まなければなりません。」
まぁこんなカンジなんでしょうね・・。
すると、もうカラダも思考もそのモードに入るんですよね。
もし本当に、「オレオレ詐欺・振り込め詐欺」を予防・撲滅したいなら、僕ならこう言います。
   
『国民は国のコントロールの上に生活が成り立っている、なので他のコントロールや詐欺にはじゅうぶん用心されたし。詐欺と詐欺のはざまに国民は生きていることをお忘れなく。』
   
こう言えば、みんなピリピリッとして、正気の生きる気合が入るでしょう?。
   
近い将来。公的な国の「振り込め」にも用心しなければいけないのではないでしょうか。
公的「振り込め」の額が増える一方です。
      
いずれは・・ミッキーマウスの声を真似たオレオレ詐欺なんか流行りそうカモ。
 
    
サイキック 山本 浩二
      
         
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