振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

天草を縦断してフェリーで長島へ

2017-09-10 10:09:59 | 日記
朝の7時から朝食を食べ、8時前には宿を出発すると言うのが昨晩の決め事であった。6時前に起きたので宿の近くを散歩でもと思って軽装で出掛けたら景色が良かったのでカメラをとりに宿に戻った。するといつも早起きのJ氏が既に出発準備を終えバイクにバッグをくくり付けている。

仕方ないので写真を数枚撮っただけで散歩もせずに宿に戻ったが、何のことはない結局セルフサービスの朝食を皆で食べて宿をスタートしたのは7時前。4人は長い付き合いだが朝のペースは今もって合わない。

今日のルートは阿蘇から熊本に抜けて三角半島経由で天草に渡り天草を縦走。牛深からフェリーで長島に渡り今晩の宿のあるさつま町の紫尾温泉へ。

当初は高千穂峡に寄ってから九州山地を横断、八代から海岸線を南下するルートを考えていたが同じ海岸線なら天草が良いと、高千穂峡を断念することになった。

このルートは良かった。三角半島に入ると有明海を挟んで雲仙普賢岳を見ながらの走行だ。大矢野島への橋を渡り天草五橋を渡って上島へ入り、千厳山展望台に登った。




ここからも天草の大小の島々の向こうにそびえる雲仙普賢岳がよく見える。普賢岳のある島原には50年近く前に仕事で何度か行ったことがあるが天草は初めてだ。ふもとの島原で見上げる普賢岳も雄大だが有明海や天草諸島を挟んで見る普賢岳も素晴らしい。

昼食は下島の鬼池の近くにある海鮮料理屋に入って、ここのオススメ料理のてんこ盛り海鮮丼を食べた。メニューには「迷ったらこれ!」と書いてあった。雲丹にこだわっていたT氏のみが少し高価な雲丹丼を注文、旨いけど写真メニューで見たボリウム感が無いと言っていた。



空腹を満たしたところで下島の西側海岸線をそのまま南下して牛深港まで行き、フェリーに乗船した。対岸の長島にある蔵の元港まで約30分の船旅だ。バイクで走りっぱなしだけでなく、ルートの途中に短時間のフェリーなどが入るとツーリングに厚みが生まれ、気分や身体もリラックスできて大変満足だ。

画像は牛深港に入港するフェリー。長島には風力発電の風車がたくさんあった。



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