せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

シュウカイドウ

2009-09-16 17:48:37 | 
シュウカイドウ(秋海棠)

シュウカイドウ(秋海棠) 別名 ヨウラクソウ(瓔珞草)


ベゴニアや木立ベゴニアと同じ仲間なのですが ベゴニアより花の枝が長く

でも 花や葉は良~く似ています


花言葉はハート型の葉が由来で 左右非対称の重ならないハート形を

通じる事の無い思いに例えて「片思い」と言うとか 




  切ない秋に…風情が有りますねぇ






真ん中の黄色い魂がが可愛いけれど 何故かいつもやや下向きに咲き

小不揃いのハート型の葉も趣があり 小さい乍ら魅力的な花です


ごく淡い紅を含んだ白花もあると聞き 何時か… 是非観たいものです。
 

増やすのはユリと同じで葉の付け根に 発芽能力のある「むかご」を作り
時期が来ると地面に落ちて 新しい株を作るので 我が家でも良く増えてくれます。


もう一つ 同じシュウカイドウ科ベゴニア属と思われる花が有ります。

人に戴いた物で 名前は判りませんが

葉の形も 花も良く似ていますが とても小さいです。



秋海棠の花は3.5cm~4cm位ですがこの花は精々2cmですし

葉は秋海棠が15cm~20cm以上も有るのに これは4cm程です


花色は オレンジ色で 小さな鉢で長い間 盛んに咲いています。
    お送り下さった Gさん ありがとう




メドハギとヌスビトハギ

2009-09-15 17:54:26 | 
昨日 萩でも無いのに ××ハギと言う名前の植物…と
ミソハギ(禊萩)とヌスビトハギ(盗人萩)を貼りましたが 

今朝 ススキを採りに行った道で メドハギ(筮萩)を撮ったのでついでにUPデス



メドハギ(筮萩)は 春は直立した単幹で 夏から秋になると枝分かれして

繁茂する多年草ですが 大きくなって低木のように見えることもあり

痩せ地の緑化で 法面に吹き付けられる等に使われる事もあるとか


名前は「めどぎはぎ」の略で 占いに使う 筮竹(ぜいちく)の「筮」の字はメドギとも読み

真っ直ぐな茎は「筮」に使われて メドギにするハギで→メドハギという名前が付いた様で
竹は割と遅く日本に入ってきたので 竹を使う前の話ですが

茎が丈夫で 木化するので 高級すだれ などにも利用されたとも…
単なる雑草と思っていたので 御見それ致しました


おまけ…に ヌスビトハギ(盗人萩)の種が沢山出来ていたので貼ります



オオケタデとミソハギ

2009-09-14 18:20:56 | 
オオケタデとミソハギ

オオケタデ(大毛蓼)

私たち子供の頃に おままごと等で遊んだ時はアカマンマと呼んでいました

花をシゴイテお赤飯のつもりで使っていたのでしょう

遠い思い出ですが この花を見ると懐かしい気持ちになり 好きな花です。

ウチでは種を撒きますが こぼれ種でも良く発芽します。

ただ 小さい内に虫に食べられて無くなってしまう目に
何度か遭って 我が家では要注意なのです。

友達の花はとっくに咲いているのに ウチでは

やっと花芽が伸びてきた所で 何時もの事ながらお待たせなのです。



オオケタデは薬草としても有用で
化膿性の腫れ物や毒虫に刺されたときの民間薬として利用されており
畑の一隅に栽培されていることが多いのも この為で
葉汁に毒消しの薬効があるのだそうです

用い方は
毒虫に刺された時 生の葉を洗ってもみ潰した青汁を患部にすり込むのが
一番手軽に 使われていると思いますが

化膿性の腫れ物には乾燥した種子を粉末にして 1日6グラムを2~3回に分けて水で服用する
乾燥した葉は 葉1枚に水0.4リットルで煎じて煎液で患部を洗うと良いデスと


9月12日ハギ-2 で 萩でも無いのに××ハギと言う名前の植物までありますから…
と書いたので ついでにUPしますと

ミソハギ(禊萩)

ミソハギの名は、花穂に水を含ませて供物に水をかける風習が

禊を連想させるところから ミソギハギ(禊萩)と呼ばれ

それが変化したものだとの説もあり

旧盆の頃に咲き 

仏前に供えられるのでボンバナ(盆花)とも 溝萩(みぞはぎ)だとも言われています


ヌスビトハギ(盗人萩)

ヌスビトハギと言う名前は果実が気付かないうちに身体についてくるからとか
 
果実の形が盗人の足跡に似ているから などの説があります。

地味ですがかわいらしい花ですが 実(節果という)の形の

ちょうど真ん中にくびれがあり これが盗人の「忍び足の足跡」に似ているという
こじ付けの様なお話もあります

この他  マメ科だがハギ属ではないイタチハギ別名クロバナエンジュは
花の時期が違うので いつか又機会を見て…


秋のランチ

2009-09-13 18:26:52 | 日々の暮らし

昨日の朝 雨だったけれどチョッと公園をお散歩

桜の葉が紅葉し始めているのをみつけ…



今朝も今にも降りそうだったけれど歩いたら

ハナミズキの並木で 沢山の種を着けた木々の


紅葉が始まっているのを見つけました。

一枚の葉の中で段々に緑から真っ赤へと変わって行くのや


一本の木の中で其処だけ色付いていたり 様々です。


この頃 気が滅入る事続きで居たら 思い掛け無くランチのお誘いで 初めてのお店へ
チョッと隠れ家的なお店ですが10年位前から在る店との事 お洒落な感じのランチでしたが

生ハムのサラダも 少しずつ盛られたお料理も カリッカリの熱々のパンをオリーブオイルに付けてとか

マンジュ貝のリゾットやデザートのシフォンケーキも 何もかも美味しくて 大満足 お天気も晴れて

塞いでいた気持ちも チョッと晴れました。

誘ってくれたAさんTさんアリガトウ
        また よろしくお願いしま~す



ハギ(萩)-2

2009-09-12 17:11:00 | 
ハギ(萩)-2 更に 萩です。




萩は結構場所をとるので 広い所で見事に咲いているのを見ると
 




ウチの狭い庭では 萩もかわいそうです。









前にも書いた通り 名前はハッキリしないので ただ画像を貼って置きます





近所に薄いピンクの萩を咲かせる家があり 毎年楽しみに見ています






ヤマハギ山萩 マルバハギ(丸葉萩)別名ミヤマハギ マキエハギ(蒔絵萩)
キハギ(木萩)など 種類が沢山ありますが







ツクシハギ(筑紫萩)は葉に光沢が有ると言うので見た事は無いと判っただけで
あちらコチラの萩を見ても それが 何ハギなのかはサッパリ判りませんデス


その他 萩でも無いのに ××ハギと言う名前の植物までありますから…


スイフヨウ追加

2009-09-11 17:26:35 | 
 酔芙蓉

酔芙蓉のUPを9月8日にしてから どうしてもチャンと酔った様子

朝と夜を撮りたくて 再度撮りに行きましたが




夕方 ギリギリ暗くなるまで 待ってみましたが
秋の陽は釣瓶落としとばかりに 午後6時30分 急に暗くなり

慌ててシャッターを切ったら もうフラッシュが作動してしまい

それでも ピンクは左程濃くなっていなくて
完全に萎んでから やっと濃いピンクになる様です

挿し木して 着いたらしい ウチの酔芙蓉が花を着けるのは
来年になるでしょうから 長い話ですがその時こそ…
もう少し マシな画像をと 期待しています




ハギ(萩)-1

2009-09-10 18:53:22 | 
ハギ(萩)-1


秋は 萩が似合いますネェ

しかし実際には 夏の内から咲き始めている萩も有り

萩の種類も沢山在るので


山で早くから咲いていたのは 葉も花も小振りなヤマハギ(山萩)でしょうか


それから ウチの直ぐ傍に 萩が長い距離に植えられている場所があり



どれ程の種類を 植えたのかは判りませんが

葉の小さいものでも 木の姿がまとまって立って咲くものや

柔らかそうに枝垂れて咲くものとか



色々なタイプの木姿で違っていたり 葉の形でも 大きめで先が尖っていたり

丸い葉だったり

花の様子が違っているものや と 沢山あって ドレが何かは

判らないのですが 違いを撮ってお見せ出来る程の技量は無いので

ごめんなさい 色々な画像を 貼ってみるしか出来ないのです。

それにしても 夏からずっと咲いている萩も
今頃から 咲き始める萩も 長い期間楽しませてくれます

ウチでは白い萩が先に咲いて 後から赤い方(宮城野萩)が咲いてきました。

江戸絞りと言う萩も 有ったのに何時の間に居なくなりました。
邪魔にして 伐ってばかり居たからです


スイフヨウとルリマツリ

2009-09-08 18:59:45 | 
スイフヨウとルリマツリ

スイフヨウ(酔芙蓉)


前にUP(8月17日)した木芙蓉(一重咲きの白花とピンクの花)とは少し遅れて
酔芙蓉が咲き始めました。

これは 近くの知り合いの家のスイフヨウです。

この花が欲しくて 何度も挿し木に挑戦しては失敗していたのが

今年はどうやら成功したみたいで 今の所順調ですが 未だ花を付ける程には
成っていないので 親の木の画像ですが 

昨日の朝 丁度こっちを向いて咲いてくれたのを撮れたのに
午後 友達が訪ねて来て話し込んでしまい 色付いた花を撮りに行かれず


今日の午後 そろそろピンクになっている頃と 撮りに行ったけれど
皆さんそっぽを向いて咲いて居ました。

電線に届く程大きくなった木に 丁度良くコチラを向いて咲いてくれる花は
中々見つからず 仰向いて撮る花は 良く見えませんが…


一重咲きの芙蓉とは違って つぼみの内から外側の花びらはチョッと色付いています。


朝の花は開くと真っ白なのに 午後には薄っすらピンクに

まるで御酒を召したほろ酔いに見えて 萎むころにはベロンベロンに
                     酔っ払ったように見えたのでしょうネェ


ルリマツリ(瑠璃茉莉) プルンバコ


以前からこの花の季節になると くすみの無い真っ青なこの花が涼しげで

良いなぁと思って居ましたが 今年 人にも分けてあげる程 幾株も戴いて

元気に咲いてくれています。

未だ小さな木ですが 大きく育ってくれると良いなぁと

大切にしています。 


ハクチョウソウとカライトソウ

2009-09-07 18:10:49 | 
ガウラ(ハクチョウソウ)


長く伸びた茎の先に少しピンク色がかった白花が春から秋の長期間次々と咲かせます。

花の大きさは1.5cm位 細長い花茎が風に揺れて 小さな蝶が舞っているように見えるので

ハクチョウソウ(白蝶草)の別名があり、

ヤマモモソウ(山桃草)という別名は淡いピンク色の花を咲かせるから
 
またガウラという名前はギリシア語で「華麗な とか堂々とした」という意味があるのだそうです。

次々と花を咲かせますが ひとつひとつの花の寿命は短いのです


白蝶草は6月24日にその時咲いて貼っていますが

それから夏を越し秋めいてきても未だ咲いていて長い花期だなぁと

チョッと飽き飽きしていたのに…


今朝 とても綺麗な赤花の ハクチョウソウを見かけて



これはっ と撮ったところ



別の場所で 今度は真っ白の花のを見つけました。

写真で比べると ウチの横で咲いている花と同じ様にみえますが
うちの方のは ピンクの花に見えたのはツボミが赤っぽい所為?

この真っ白の花に見えるのは 花が混んでいてグリーンの茎が目立つ所為?
やっぱり強い陽に照らされて 勢いのある元気な花の所為かしら?

凄く綺麗な白蝶草だったので 再掲載です。

カライトソウ(唐糸草)


こちらも6月28日に貼っていますが

夏が過ぎて 朝晩にチョッと涼しく成って来たら

又 元気が出たのか カライトソウが咲き始めました。

好きな花なので これも再掲載です。



ダンギクとカクトラノオ

2009-09-06 18:01:07 | 
ダンギクとカクトラノオ

ダンギク(段菊)


ダンギクが咲き始めました。

夏から秋口にかけて紫色の花が 節にボール状に重なって段々に咲くのでダンギク(段菊)です

茎が細かい毛に覆われて白っぽく見えます 名前に菊と付きますがキク科では有りません

一昨年に 開花寸前の鉢植えを貰い 昨年は事故で入院した為
放置したまま 冬越し 当然枯れてしまうだろうと覚悟していたのに

北陸の冬をあっさり無事に越冬して 何と前よりずうっと花数も多く喜んでいます。
これも 切花になるので花農家の畑にも見られる花です

耐寒性がある多年草ですが 低木となる事もあるらしく
又 園芸上は春播き一年草として扱うことがあるそうです。

カクトラノオ(角虎の尾)


この花は随分長く咲いていて あっ、昔から居ると言うのと
花期が長いというのと 両方ですが…

花持ちが良いからでしょうか切花で出荷されるらしく



花農家の畑でも見かけます。

無いと欲しいかもしれませんが 咲いていてもわざわざ
活けようとは思わない 見慣れた花になってしまいました。


今朝 友達から鉢植えで綺麗なギボウシが在ると聞き
観に行った所 これは私が8月26日にUPした あのギボウシです。

こんな小さな鉢に植えると葉までチョッと小さめですが
何より花が素敵に見えて
これは 植え方の参考になりました。

ギボウシもう一つ
サラシナショウマがソロソロ開花しているかしらと
チョッと奥の山へ行ってみましたが 未だ硬いつぼみでした。

その足元の薄暗い木陰に ハッとする程透き通る感じで
綺麗なギボウシが咲いています。
何でも無い普通のギボウシですが 矢張り自然の中ではウチのでは
かなわない美しさでした。