せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

ヒヨドリジョウゴとヘクソカヅラ

2009-09-02 18:57:04 | 
ヒヨドリジョウゴとヘクソカヅラ

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)

ウチの庭でも 山の道端でも ヒヨドリジョウゴが咲いています。
今は やっと実に成り始めた位で まだ緑色ですが
 
他の実は 緑色から赤くなるには 
途中で 黄色がかったりオレンジ色になったりするのが多いのに

この実はいきなり変わるのか 緑と赤と対照的な実が一枝で観られ

とても綺麗なので 掛け花入れなどに活けたりして 好きな花材です。

ヒヨドリジョウゴの名前は ヒヨドリが好んで食べるとか
鳴く頃に 実が赤くなるとか定かで無く 美味しそうですが有毒なのです

この実の毒は 主にソラニンで じゃがいもの芽に含まれているから
芽を取って食べなさい言う あれです。

やはり 他の野鳥たちは あまり好んで食べないようで
この赤い実は 雪の中で いつまでも残っています。


ヘクソカズラ(屁糞葛)

万葉の頃はクソカズラと呼ばれていたが 後に「屁」も付け加えられたとの事で

かわいそうですが むしり取ると 強烈な匂いを発するからとか

何とも気の毒と言う事で「ヘクソカズラ」をサオトメバナ

早乙女が かぶる菅笠にも似ていると言う事で「サオトメカズラ」とか「早乙女花」
と呼ぶそうです。

1cm程の小さな花ですが良く見れば 中々可愛い花ですし

この花を撮って比べている仲間があり 小さいながら花が色々なのが有る事を知って

見つけては撮っていますが この辺りではこの種類の花しか見かけません


ゲンノショウコ(現の証拠) 
       別名:ミコシグサ(御輿草)

小さいと言えばこのゲンノショウコも直径1cm程度の花ですが

ウチでも雑草として咲いていて 
 
名前は「飲むとすぐ効く」と 下痢止め剤として

民間療法に使われていたのだそうですが 白とピンクと可愛い花なので

ウチではもっぱら 花を観るのを楽しんでいます。