
ベランダ用にHFアンテナを検討していた。
(狭いベランダで使えそうなHFアンテナ)
正月休みの実家で構想していたので、休みあけてマンションに戻ってからベランダの手すりから天井までの高さを測ってみたら160cmくらいしかないのが判った。斜めにすれば2m前後のものも設置できるが、まずは160cm以下のもので試してみることにした。選んだのは、7MHzのシングルバンドにはなってしまうが、ダイヤモンド社のHF40FXWである。
本日到着したので、ベランダ用ベース金具に設置していた50~430MHz用のモービルホイップを外してHF40FXWを設置してみた。
アースは移動運用用に用意している10m×2本をベランダの上にばらまいた。ところが、SWRが下がる気配が全く無い。
そこでネットで検索してみると、
下記のJAIAのPDF「HF帯運用にチャレンジ! モービル及びアパマン運用 アンテナ設置大研究」
http://ja3yvi.jp/image/2012ham.pdf
では、実験で10mの線を2本ではダメで3本をランダムに敷き詰めるとSWRが2以下になったとある。ちょっと悲しい結果。
また、ブログ「がんばらないけど どうでしょう?」の記事「カムバックまでの道のり(アパマンハム)」
http://ryujishibata.com/?p=1207
で、アースの実験をされている。最後に著者は「アースの方法は従来の方法をそのまま移したが、いろいろ実験をしていくうちに、たくさんの電線を張ることや、金網を敷く方法なんか必要ないことがわかってきた。たった1本だけ5.1mの電線を張っただけで、問題なし。線を床に這わすのではなく、どちらかというと宙に浮かせるというイメージだ。それと張り方で変わってくるので、何度も繰り返して調整した。とにかくこれには正直言ってびっくりした。今までの苦労はいったいなんだったのかと……。」と書かれている。
よし、これだ!
5mくらいの線なら、移動用のMiracle Whipアンテナのエクステンション用に持ち合わせがあったので、それを使ってみることに。
ただ、ベランダが間口3m×奥行1.3mくらいしかなく、5mのワイヤーすらベランダ内で宙に浮かせるようにはできないので、思い切って、窓を開けて部屋内に向かって伸ばして張ってみた。
さらにアンテナの長さを調整することで、FT-817のSWRメーターは振らなくなるようにはとりあえずできた。送信中にFT-817の本体に指が触れるとSWRインジケータが一つ点灯するので、とても微妙な状態のようだ。
7MHzのコンディションが悪いのか、強く入ってくる交信があまり聞こえない。
このままアース線を部屋に張ることは自分ひとりとはいえ生活の邪魔になるので、もう少しアースの取り方を検討してみます。
2020年04月25日追記
とりあえずの解決編はコチラをぜひご覧ください。

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