ささやき・つぶやき・備忘録

木漏れ日の下で~安らぎをもとめて~
花風景館 ~自然を求めて~
SNOW&み~♪の備忘録です。

折々の京ことば

2009-04-01 | 折々の京ことば(yahoo blog)
2008年の4月から京都新聞の朝刊のミニコラムで始まった堀井令以知の折々の京ことば。
最初何気なく読んでいたら、わあ~~懐かしいなあ~~ アレッ?これって京ことば?やったん? エ~こんなん知らんわぁ~ つこてへんでぇ~ へ~~昔はこんなことばをつこてたんや~ なんていつのまにか切抜きをしていました。



ア行
あてあらしゃるあいあつおす
あかんあじもしゃしゃりもない あわさ
あめさん
いったんどりいかいらだき
いらう
いぬやらいいてる
いちびる
うれこい
うなぎのねどこうしろふりむいたらあかん(十三参り)
うつる
えずくろしい21えげつない22おあいそ23おひなる
24お初3日盆3日25おてぼん26おねくる27おせんすになる
28おもる29おこぼ30おかがみさん31おけらまいり
32おことーさんどす33おけそくさん
34おしょうらいさん35おみや
36おしきせ37おばんざい38おきばりやす39おため
40おくない41おたのもうします42おはようおかえり43おぶー



カ・ガ行
かするかかりがたろかかる
かざかしらいもかってくるかぼちゃ
かんがえときまっさ ぎゅーちちきずしきさんじな
きんきん京へいくぐじけったいな
けんけんけねけねごきげんよーこたち
21こそばい22ごりがん23こんちきちん



サ・ザ行
さいはらいさらしまいくちしろっと
しなこいしんせつにしびれきょうへのぼれしまつ
しりからしりから~ししっぽくしがんだ
しんきくさいしんどいしばくしかつい
すかんたこずぼらずいきすかたん
21せんど22せこい23せわしない24せんぐり
25せく





タ・ダ行
だいもんじたんとちゃらんぽらんちょろけん
ちょかちょっとそこまでちょろこいつかんこと
つかまえでんぼてっぱいてんやわんや
でんちてんこもりであいもんてんやもん
とーにとんどとろい



ナ行
菜の花漬けなにもおへんけどなんしかなきみそ
なまくらなんばなんぎやなあにぬき
にじくるにっちょねこわけねき
ののさん





ハ・パ・バ行
はしじかどすけどばったりしょうぎはばかりさんはったいこ
ひょんなひらの八講あれじまいひんず
ひちぎり
ひざつきひしはなびらもちひつこいびびる
ひちくどいひやこいひりょーすひね
ひませぶんまわしふっさりふご
21べかこ22へー23へぎ24へんねし
25へつる26べべた27べんちゃら28へたばる
29べにさしゆび30ぼったくり31ほげた
32ぼん
33ほうらく34ぼっかぶり35ほとけばな36ぼうしきる
37ほんま38ぽち39ほたえる40ほっこりする



マ行
またにするまねくそまむきのぼたんまねき
まったりするみあげみせだしみずな
みずやみとーみむさくろしおすめーぼ
めーがかたいめっそうなもらいずてもみうり



ヤ・ラ・ワ行
やどがえやくたいよばれだちよーけ
~よしよーすするよろしおあがりやすろくしか
われしのぶわやわりきわりかし


京ことばは御所ことば・公家ことば・花街のことばに一般庶民のことばと住むところによって分かれていましたが、今はシャッフルされていますね。
よかったらSNOWのHPの京ことばも見てくださいね♪

4月・5月ごろに載っていた京言葉の中で知っている言葉はSNOWのホームページの京ことばの中に載せました。6月ごろからの記事をアップしていましたが、切抜きを忘れたり。。。当時はパソコンのしすぎなのか目を傷めてしまって、ほんの数行の記事を見ながら打つってゆう作業がつらくって。。。目の具合のいいときにだけ打っていたので、ここには一年間掲載された全部の言葉は載っていませんのでご了承くださいね。


京都新聞から『折々の京ことば』の本が書店や京都新聞販売所などで発売されています。
四六判・208ページ・定価1260円です。



京のあれこれ

2年前に京都検定の問題を見ていたら、アレッ?これって京都だけなの?って思うようなのがいくつかあった。
普段なにげなく当たり前だと思ってたことが京都の風習だったりして。。。
でもひょっとしたら私の住んでいる地域も同じような風習がありますよ。とゆうかたは掲示板に一言書いてくだされば嬉しいです。
ここでは京都の風習も含めて京都検定の問題や京都新聞、あるいは京都の情報誌を参考に『京のあれこれ』を書いていきたいです。 

結婚のお祝い水無月火廼要慎にらみ鯛
お宮参り十三参り城南宮のお砂おしょらいさん
大文字五山送り火地蔵盆事始め
節分

ごきげんよー

2009-03-31 | 折々の京ことば(yahoo blog)
御所ことば。京都の尼門跡で常用する。
「お早う」「今日は」「今晩は」にゴキゲンヨーを用いる。

宮中の女官も陛下にゴキゲンヨーと申し上げ、女官どうしもゴキゲンヨーと言い合った。
女官は陛下に対する新年のご祝儀申し入れに
「お揃いあそばされまして、御機嫌ようならしゃいますことをおめでとう、かたじけのう、
お喜び申し入れまする」と言った。別れのあいさつもゴキゲンヨー。

                 (京都新聞 折々の京ことばより)



京都の尼門跡
大聖寺(だいしょうじ)、宝鏡寺(ほうきょうじ)、曇華院(どんげいん))、光照院 (こうしょういん)、三時知恩寺(さんじちおんじ)、霊鑑寺(れいかんじ)、林丘寺 (りんきゅうじ)、慈受院(じじゅいん)・宝慈院(ほうじいん)
 

「おはようございます」が一般的に言われだしたのはテレビが各家庭に一台になって
 NHKの朝のニュースのはじめに言われるようになったからではないでしょうか。



去年4月から京都新聞・朝刊にミニコラムで始まった堀井令以知の折々の京ことばも
今日で連載が終わりました。 寂しいですね。

それでは。。。ごぎげんよ~♪ 

ひょんな

2009-03-30 | 折々の京ことば(yahoo blog)
思いもかけない。とんでもない。

「ヒョンナことで本を出版しますのや」。ピョンのもとはホヤ・ホヨ。古くは宿り木のこと。

ホヨは計り知れない力を持ち、ホヨを採って頭にかざしてめでたい印とした。
妙な突飛な、予期しない人間の力以上のものを感じてヒョンナコトの表現が出来た。
室町時代のことばを収める「日葡(ニッポ)辞書」にも「服装ややり方などが奇異で突飛な」の意味で記される。

                      (京都新聞 折々の京ことば)

おあいそ

2009-03-29 | 折々の京ことば(yahoo blog)
客へのサービス。勘定書。

「オアイソに三味線弾いてんか」のオアイソはご愛嬌の意味。

贈り物を受けたときに「ちょっと待ってもろてオアイソ入れといてんか」のように陽気に入れ返礼の品もいう。

料理屋などので用いる勘定の意味は、客が勘定書きを見て愛想をつかすところからいう語であり、店舗側からのことばであった。 今は客の側からも「オアイソにしてんか」と言う。

                     (京都新聞 折々の京ことば)



贈り物を受けたときは半紙2枚を4つ折りにしてお返しする。
結婚祝いや出産祝いをもらったらお為をかえす。

昔OLだった頃、先輩とお食事にお寿司屋さんにいったら最後にお勘定してもらうのに「オアイソにして。」と言ってた。
私にはその意味がわからず聞いたら。。。お店の人は高いお寿司を食べてもろたさかいにお客からお勘定をもらうときに愛想よくしてたらいつの間にかお客からオアイソしてってゆうようになったと。。。帰るときはお店の人がアイソようしてくれたらまた来ようか。と思うやろと。ほんまかうそかはわからへんけど。。。そういわれたことだけは覚えています。

ぎゅーちち

2009-03-28 | 折々の京ことば(yahoo blog)
牛乳。
「毎朝ギューチチ飲んでます」。
ミルクやギューニューという前、昭和初期には京都ではギューチチであった。
幕末の「英和對譯袖珍辭書(たいやくしゅうちんじしょ)」にはmilkは「乳汁」と訳してある。
コーヒーは京の店ではコーヒと書かれることが多かった。

うどんの名称も東京とは違っていた。具を入れないうどんは東京ではカケであるが、
京ではスウドンである。ツルツルはうどんの幼児語である。

                (京都新聞 折々の京ことばより)



SNOWの時代は牛乳は牛乳です。 ぎゅーちちは初めて聞きました。
コーヒーに入れるミルクはフレッシュです。
すうどんは今でもすうどんですね。