ささやき・つぶやき・備忘録

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SNOW&み~♪の備忘録です。

地蔵盆

2009-08-24 | 京の歳時記(yahoo blog)
京都では22・23・24日が地蔵盆です。
滋賀はその日までの土・日曜日や日曜だけする自治会が多いです。

地蔵盆は昔その土地から出てきたお地蔵さんのお顔をした石をお祭りします。
お地蔵さんは子供の守り神として信仰されて、親より先になくなった子供が賽の河原で苦しんでいるのを救うという。(当日のお坊さんのお話から)

子供たちがお地蔵さんに詣り、その加護を祈る習わしになっている。地蔵盆当日の朝に「数珠回し」がおこなわれる。これは、町内の子供たちが、直径2~3メートルの大きな数珠をかこんですわり、僧侶の読経にあわせて順々にまわすというものである。
地蔵盆は子供たちのための祭で、お地蔵さんに供えたお菓子をもらったり、イベントも行われたり、そのまま子供達の遊び場となります。 (ウィキペディア参照)

普段は祠に入れられて各自治会がお守りしていますが、この三が日は子供たちに前に
現われます。



↓はSNOWが子供の頃の京都・伏見での地蔵盆の思い出です。 
写真は23日に撮った滋賀の地蔵盆です。

22日の午前中にお地蔵さんを綺麗に洗って絵筆でお化粧します。
それから新しく作った涎掛けをします。
祭壇の真中にお地蔵さんを鎮座させてその周りにお供え物を供えます。
周りには子供たちの提灯で飾ります。女の子と男の子の提灯の色は違います。




女の子は赤い提灯で男の子は白い提灯です。



お昼から地蔵盆の始まりです。
子供たちは一日中お地蔵さんの前で遊びます。
時間を決めておやつを貰います。
おじいちゃん、おばあちゃんも出てきます。
地蔵盆はお年寄りから子供たちへの遊びの伝承の場でもありました。
手遊びや将棋、そのほかいろいろな遊びを教えてもらったように思います。
 SNOWが作った『昔の遊び』がありますのでよかったら見てください。
     ↓
 http://roominsnow.web.fc2.com/mukashi.html


23日はもう朝から一日中お地蔵さんの前で遊びます。
おやつも2~3時間ごとに貰います。
午前中に数珠回しがあります。何メータぐらいあるかな? とにかく長いです。
子供たちが輪になってすわってその数珠を持ちます。
そしてお坊さんの読経の間中回していきます。 房がくると房を持って「アン」と一礼します。


SNOWが今すんでるところの地蔵盆には数珠回しがなかったです。
これはお坊さんの法話を聞いてるところです。


夜は花火をしたり肝試しをしたり盆踊りをします。

24日は昼までです。
最後にお楽しみがあって当てもんがあります。

地蔵盆における福引は、「ふごおろし」とも呼ばれて、福引担当の家の向かいの家から渡したロープにつるし紐で手繰り寄せた。その後、その品を紐で1階へ下ろして渡すものである。
(ウィキペディアより)

SNOWは3階建の社宅に住んでいたので屋上と下とでやっていました。下で当てた番号(だったかな?)を籠にいれるとするすると屋上へあがっていってしばらくするとその籠の中には品物が入っていました。 商品を見るまではワクワクどきどきしてたものでした。
今は普通の福引ですね。 箱の中に手を入れてその場で品物をもらって。。。これはこれで楽しいかもしれないけど。。。

午後はお片づけです。

これは私が子供の頃の記憶です。
今は相当簡略化されていて少子化の影響もあってか京都でも一日だけのところが多くなったようです。



↓の画像はSNOWのとこの地蔵盆の様子です。 
公園が広いのでそこにテントをはってやっています。



当日はカキ氷を担当しました。 懐かしいでしょう。

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